世界遺産:9代目ナレーションに鈴木亮平 世界遺産検定1級、番組初のナビゲーターに就任

「世界遺産」のナビゲーターを務める鈴木亮平さん(C)TBS
1 / 2
「世界遺産」のナビゲーターを務める鈴木亮平さん(C)TBS

 俳優の鈴木亮平さんが、4月7日からリニューアルする「世界遺産」(TBS系、日曜午後6時)の9代目ナレーションを務めることが明らかになった。世界遺産検定1級を持つなど世界遺産や歴史好きで知られる鈴木さんは、従来のナレーターではなく、番組初となる世界遺産の案内役=ナビゲーターを務めるといい、4月7、14日の放送では自身が世界遺産の屋久島の奥深くに分け入り、ダイナミックな自然を体感する。

ウナギノボリ

 「世界遺産」は、さまざまな世界遺産を紹介していくドキュメンタリー番組として1996年4月にスタート。今年4月で29年目に突入する長寿番組。ナレーションは、初代の緒形直人さんから俳優が担当しており、現在は8代目として杏さんが務めている。

 同番組が世界遺産を好きになったきっかけだったという鈴木さんは「皆様に世界遺産の魅力を余すところなく、一番いいかたちでお送りできるように一生懸命やりますので、ぜひ毎週楽しみにしていてください」とコメントしている。

 ◇鈴木亮平さんのコメント

 この番組は、僕が世界遺産を好きになったきっかけの一つです。世界遺産のPRを背負っているという矜持や、一番いい映像で世界遺産を見せるんだ! という世界遺産への愛を感じる番組です。世界遺産が主役なので、自分のナビゲートや声で、どうすればその世界遺産にワクワクしてもらえるのか、自分なりにチャレンジしていきたいです。

 僕は世界遺産検定1級を持っているんですが、仕事も忙しい時期だったので徹夜して勉強した記憶があります。皆様に世界遺産の魅力を余すところなく、一番いいかたちでお送りできるように一生懸命やりますので、ぜひ毎週楽しみにしていてください。「世界遺産」、最高です。

 ◇プロデューサー・堤慶太さんのコメント

 鈴木亮平さんと初めて会って話したのは5年前。世界遺産に対する想いと知識の深さ、さらに番組をよく見ていただいていることに感じ入りました。「最近観ていて、ドローンで撮った映像の使い方はもっとこうした方が良いと思うんです」と指摘され、正鵠(せいこく)を射ていることに驚きつつうれしくもありました。今回、“ナビゲーター”という番組史上初めての役割をお願いしたのは、このときの記憶が鮮烈だったからです。案内役として、鈴木さんが引き出す世界遺産の新しい魅力。ご期待ください。

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事