光る君へ:「絶対に大石静先生のお気に入り」 ロバート秋山“実資”、後妻とも日記コント 「腹をつかむな!」に視聴者爆笑

NHK大河ドラマ「光る君へ」第14回の場面カット (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」第14回の場面カット (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第14回「星落ちてなお」が、4月7日に放送され、お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さん演じる藤原実資と“後妻”とのやりとりが視聴者の注目を集めた。

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 第14回では、兼家(段田安則さん)は道長(柄本佑さん)らを呼び、道隆(井浦新さん)を後継者にすると告げる。道兼(玉置玲央さん)は納得がいかず、激高する。やがて兼家が逝去。跡を継いだ道隆が摂政になり、独裁を始める……。

 道隆が嫡男・伊周(三浦翔平さん)を蔵人頭に任命したことについて、実資は妻の婉子女王(真凛さん)の前で「まだ世に出たばかりの17歳の伊周殿を蔵人頭にするは異常。全くもって異常。異常中の異常」と愚痴る。

 「ん~……この張り具合」という婉子に腹を触られながらも、「恥を知らない身内びいきだ。放っておけば内裏の秩序は乱れよう。なんとかせねば」と決意をにじませる実資は、ここで「腹をつかむな!」と婉子に訴えるが、婉子は「そのお話は明日の朝、日記にお書きになればよろしいでしょう」と口にする。

 “前妻”の桐子(中島亜梨沙さん)からも、愚痴を言うたび「日記に書きなさいよ」と言われてきた実資は、「なんと、先の妻も同じことをよう言うた。日記に書けばと」と言い返すと、婉子は「まあ……! 先の奥方は私よりはるかに身分が下。その方のことを私の前で懐かしむとは、無礼千万」とへそを曲げるが、実資は「懐かしんだわけではない。同じことを言うてたな~と言うただけじゃ」と告げ、婉子のことは「私好みの高貴な高貴な妻である」とフォローすると、「明日このことは日記に記そうと。関白道隆の横暴」と心に決めるのだった。

 このやりとりに、SNSでは「日記コント 第二幕…」「実資の日記コントは続く」「日記コントがちゃんと引き継がれてる」などと視聴者は反応。「腹をつかむなwww」「『腹をつかむな!』大河史上に残る名言(笑)」「絶対に大石静先生のお気に入りだわ」といった声も上がった。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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