問題物件
第11話 終の部屋
3月26日(水)放送分
4月24日に始まる山下智久さん主演の連続ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系、水曜午後10時、初回は15分拡大)。小沢かなさんが「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の同名マンガが原作で、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使し、最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。ここでは、山下さん演じる晴原柑九朗を紹介する。
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晴原は、気象庁気象研究所・予報研究部の研究官。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演するかたわら、気象災害から人命を守るSDM気象班チーフとして災害現場で奮闘する。
気象学の天才で、持ち前の頭脳と現場で感じた生の天気から膨大な気象情報を多角的に考察することができ、人命がかかる緊迫した状況でも一手先を読む力を持ち合わせている。一方で、毒舌のため周囲からたびたび反感を買ってしまうことも……。
人命救助に対する熱い志や真っすぐな姿勢は、やがて仲間の晴原に対する見方を変え、共感を得た者たちと共に唯一無二の最強SDMチームを作り上げる。
実は晴原が“気象学で命を救う”ことを志した理由は、最愛の人の死だった。そして、そこには晴原がずっと追い続けている謎があって……。
晴原は、“ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演する気象庁気象研究所の研究官。晴原の研究室に雲田彩(出口夏希さん)が派遣としてやって来るが、晴原は初対面の雲田に辛辣(しんらつ)な態度を取り、クビにしようとする。しかし、雲田も海外仕込みの負けん気を発揮して……。
そんな中、気象災害から人命を守るため、階級や年齢に関係なく能力本位のエキスパートが集められた部隊・SDM(特別災害対策本部)の設置がマスコミに発表される。そして、その要となる気象班統括責任者が晴原で、雲田はその助手として採用されたことを知る。
発表の翌日、福島県北部が急激な悪天候に見舞われ、雪崩に巻き込まれて10人が遭難したという情報が入る。晴原は迷いなくSDM出動の判断をし、雲田と共に現場へ急行。しかし、SDMは試験運用中のため、大きなミスが起きれば正式運用が見送られるというリスクを抱えていた。
現場に到着した2人は、SDMメンバーで消防班責任者の佐竹尚人(音尾琢真さん)、消防士長・園部優吾(水上恒司さん)、ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和さん)、情報班の山形広暉(岡部大さん)と一緒に要救助者の捜索と避難指示にあたる。晴原の「命を諦めたくない」という強い思いに圧倒された雲田は、晴原の厳しさもその思いの裏返しなのだと知る。そして、その思いの裏には5年前の大きな悲しみがあって……。
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