366日：第5話　記憶を失った“遥斗”眞栄田郷敦　“明日香”広瀬アリスは回復を祈って寄り添う（前話のネタバレあり）

　俳優の広瀬アリスさん主演のフジテレビ系“月9”枠連続ドラマ「366日」（月曜午後9時）の第5話が5月6日に放送される。

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　前話は……橋から落ちそうになった子供を助けようとして転落し、意識不明になった水野遥斗（眞栄田郷敦さん）が入院してから約3カ月。雪平明日香（広瀬さん）は、遥斗が目覚めることを信じて付き添うが、意識不明のままは。それでも明日香は奇跡を信じていた。

　終盤で、遥斗が目覚める。連絡を受けた明日香が「遥斗！」と病室へ駆け込むが、遥斗は何も話さず、無表情のままだった。

　第5話は……医師の池沢友里（和久井映見さん）が遥斗の意識を確かめ、周りの人が分かるかを問う。だが、遥斗は明日香はおろか、父の輝彦（北村一輝さん）、母の智津子（戸田菜穂さん）、妹の花音（中田青渚さん）も覚えていない様子。軽度の右半身まひと、日常動作をうまくできない失行症、記憶障害の症状があり、自分の体験や関係人物の記憶が失われているという。

　明日香たちはがくぜんとしながらも、遥斗の回復を祈って寄り添い、看護師の宮辺紗衣（夏子さん）が介助する。

　数日後、明日香と遥斗の高校時代の同級生、小川智也（坂東龍汰さん）と下田莉子（長濱ねるさん）が見舞いに来る。だが、遥斗は戸惑った表情を浮かべるだけだった。

　コップに一輪の花が生けられていることに気づいた明日香が尋ねると、少し話せるようになった遥斗は「あの子。いつも来る」とだけ答えた。

　後日、見舞いに来た明日香はロビーで友里の娘、菫（宮崎莉里沙ちゃん）と遭遇。菫は脳外科病棟へ向かう少年に気づく。菫の同級生だという少年は、遥斗が助けた阿久津翔（中村羽叶君）で……。

　脚本は清水友佳子さんが4人組バンド「HY」の名バラード「366日」の世界観に着想を得たオリジナル。実らなかった高校時代の恋をかなえようと再び動きだした男女が、悲劇に直面しながらも愛する人を思い続ける物語。