虎に翼:香淑が抱えていた事情が判明 お別れ間近? 視聴者は涙「いつか報われる人生を」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第27回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第27回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第27回が、5月7日に放送され、香淑(ハ・ヨンスさん)が抱えていた事情が明らかになった。

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 第27回では、寅子(伊藤さん)たちが明律大学を卒業する。寅子は、雲野(塚地武雅さん)の法律事務所で働きながら高等試験合格を再び目指すことに。

 一方、竹もとで働きながら勉強を続けていた香淑のもとに特高がやってくる。兄・潤哲(ユン・ソンモさん)が思想犯の疑いを掛けられたことで、香淑自身もずいぶん前から目を付けられて……と展開した。

 香淑は、特高から取調を受けたときに「朝鮮人で、思想犯の疑いがある兄を持つ君を受からせるやつがどこにいる?」と高等試験の不合格は“当然”だと告げられる。潤哲は朝鮮に帰ることを決断するが、香淑は「やるべきことがあるから」と日本に残ることに。「みんなの試験を見届けて、それから国に帰るつもりでした」と寅子たちに伝えた。

 寅子が「待って。じゃあ崔さんが高等試験の勉強を頑張っていたのは?」と尋ねると、香淑は「みんなとこれからの女子部の学生たちのためです。少しでも役に立ちたかった……」と涙を流しながら、胸の内を語る。

 そして、香淑の話を聞いたよね(土居志央梨さん)が「朝鮮に帰るなら、今しかない」と告げるシーンで、この日の放送が終了した。

 SNSでは「香淑さん、これでもうお別れなのかな……」「香淑さんの仲間を思う気持ちに泣けた」「香淑さんがいつか報われる、そういう人生を歩めますように」といった感想が書き込まれていた。

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