ブルーモーメント:過去を乗り越えた“彩”出口夏希&“真紀”石井杏奈 姉妹の“雪解け”に視聴者感動「絆に泣けた」「心にグッと響いた」(ネタバレあり)

連続ドラマ「ブルーモーメント」第4話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ブルーモーメント」第4話の一場面(C)フジテレビ

 山下智久さん主演の連続ドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第4話が5月15日に放送され、SDM(特別災害対策本部)気象班統括責任者の晴原柑九朗(山下さん)の助手・雲田彩(出口夏希さん)の過去が明かされた。彩と姉・真紀(石井杏奈さん)の姉妹の絆が描かれ、視聴者から「涙が止まらない」と感動の声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、小沢かなさんが「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の同名マンガが原作で、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使し、最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。

 第4話では、晴原たちは世間にSDMの存在意義を広めるため、独自の防災活動を始める。SDMチームが彩の地元である千葉県華原市に向かうと、彩の姉・真紀が市役所の職員として現れた。真紀は3年前、彩と共につむじ風によって被災し、その後は車椅子生活を送っていた。彩は自分だけ無事だったことで、姉と気まずい関係にあった。

 そんな中、晴原の解析により、台風の影響でこの地域に竜巻の危険が迫っていることが判明。避難指示を早急に出すよう要請し、地元テレビ局の協力により、SDMが中継で注意喚起をすることに。3年前に被災した彩は「私の経験を伝えることで誰かの命を守れるかもしれない」と考え、中継に出演することを志願。晴原は「雲田、頼む」と、彩の背中を押した。

 カメラの前で忘れたい過去と対峙(たいじ)した彩は、被災時の記憶がフラッシュバックし、言葉に詰まってしまう。そんな彩に、真紀が「頑張れ」と声援を送る。その声に背中を押された彩は、自身が直面した災害の恐ろしさをカメラに向かって訴えかけるのだった。

 終盤で、彩は真紀に「これからも全力でおせっかい焼く。子供の頃からお姉ちゃんの笑った顔ずっと見てきた。だから頑張れ頑張れって言い続ける。いつかお姉ちゃんが心の底から笑える日が来るまで」と正直な思いを伝える。

 真紀も「私も半歩かもしれないけど踏み出す。じゃないと彩も前に進めないでしょ。だからこれからも頑張れってそばで応援してね」と応え、気まずい関係だった姉妹は再び心を通わせるのだった。

 彩と真紀の仲が“雪解け”し、視聴者からは「姉妹の絆に泣けた」「心にグッと響いた」「雲田姉妹は最強だわ~」「姉妹の心が少しでも救われますように」「ずっと応援してくれる人って心強いよね」といった声が上がっていた。

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