虎に翼:安否不明のよねさん、雲野法律事務所にも姿なく 「どこかで生きてるって信じてる」の声

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第42回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第42回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第42回が、5月28日に放送され、寅子(伊藤さん)が雲野法律事務所を訪ねるシーンが描かれた。

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 第42回では、寅子と直明(三山凌輝さん)は、マッチ製造の仕事を紹介してもらい、はる(石田ゆり子さん)と花江(森田望智さん)は繕い仕事をすることでなんとか生活していた。寅子はかつて世話になった雲野(塚地武雅さん)の事務所を訪ねてみるが、雲野も苦しい生活をしているようだった。

 そんな中、体調が優れない直言(岡部たかしさん)がある重要な知らせを寅子たちに隠していたことが発覚して……と展開した。

 寅子は、こっそり本を読んでいた直明に声をかけ、「読みやすいのを選んどいたから」とずっとしまい込んでいた法律の本を手渡す。そして、ナレーションで「寅子は、目を背けていたことと向き合う覚悟を決めました」と説明が入り、雲野法律事務所へと場面が転換した。

 寅子が事務所を訪ねると、雲野と岩居(趙珉和さん)は笑顔で歓迎する。岩居は「あの時、辞めておいて正解だったよ。結局、扱う案件も少なくなって、常盤さんにも山田君にも辞めてもらうことになってしまってね」と事務所の経営が苦しいこと、よね(土居志央梨さん)がもういないことを伝える。

 雲野は弁護料が払えない客の依頼も受けており、もらった野菜などを寅子に譲った。一方の寅子は「また弁護士として雇ってほしい」とは言えず、事務所を後にした。

 前日第41回の放送では、カフェー「燈台」も東京大空襲の被害を受け、寅子は「店の人なら、空襲で亡くなったそうですよ」という話を聞いていた。現在も安否不明のよねに対して、視聴者からは「どこかで生きてるって信じてるよ、よねさん!」「どこかで生きている気がする」「あのままなんて信じてないからね!」といったコメントが集まった。

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