花咲舞が黙ってない:第8話 “紀本”要潤の元に彼岸花の鉢植えが届く(前話のネタバレあり)

ドラマ「花咲舞が黙ってない」第8話の一場面=日本テレビ提供
1 / 13
ドラマ「花咲舞が黙ってない」第8話の一場面=日本テレビ提供

 今田美桜さん主演の連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系、土曜午後9時)第8話が6月1日に放送される。

ウナギノボリ

 前話は……経営企画部長の紀本平八(要潤さん)は昇仙峡玲子(菊地凛子さん)に「我々が今、最優先に果たすべき使命は何だ?」と問う。「合併交渉を有利に進めることです」という昇仙峡に、紀本は「臨店班の勝手な行動のせいで当行はますます不利な状況に追い込まれる。使命を阻害する者は徹底的に排除しろ。それが行内の者であってもな」と命令する。

 紀本が部屋を出て行った後、昇仙峡は「承知いたしました」と。

 第8話は……花咲舞(今田さん)と相馬健(山本耕史さん)の次の臨店先は、業績表彰1位を取り続ける京橋支店。そこで2人は、表彰に来た紀本、昇仙峡と出くわす。

 支店に彼岸花の鉢植えが届く。「紀本支店長、また会う日を楽しみに。川野直秀」と書かれたカードを見た紀本は、花を捨てるよう指示して支店を去った。川野(平原テツさん)は昇仙峡の亡き恋人。京橋支店の頃、支店長だった紀本とそりが合わず、心を病んで自殺したのでは? と相馬に聞いた舞は、彼岸花を送ったのは昇仙峡では? と考え、臨店の合間に彼岸花の送り主を調べることに。

 舞と相馬は京橋支店で事務ミスが頻発している原因を調査する。融資課長の清田忠(岡部尚さん)は「人員は不足していない、残業もゼロだ」と言うが、行員たちは疲れた様子で皆、覇気が無い。

 聞き取り調査の席で、融資課の河合あや(小野寺ずるさん)が倒れる。病院へ付き添った舞は、あやの家族から、京橋支店異動後は毎日残業続きで体調を崩したと言われ……。

 原作は巨大銀行を舞台にした池井戸潤さんの小説「不祥事」(講談社文庫、実業之日本社文庫)と「花咲舞が黙ってない」(中公文庫、講談社文庫)。2014、15年に杏さん主演でヒットした連続ドラマの新シリーズで、今回は銀行支店を指導・審査する本部の臨店班が舞台。

写真を見る全 13 枚

テレビ 最新記事