古畑任三郎:明石家さんまが敏腕弁護士に 秋本奈緒美が被害者 6月4日に第2シリーズ初回SPを放送

「古畑任三郎 第2シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ
1 / 1
「古畑任三郎 第2シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ

 故・田村正和さん演じる刑事・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを、卓越した推理力で解いていくフジテレビの人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」。1994年の放送開始から30周年を迎えたことを記念して、フジテレビの平日午後1時50分~3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」で各日2話ずつ(1話の場合もあり)放送されている(関東ローカル、TVerとFODで配信)。ここでは、6月4日放送の第2シリーズ第1話の25分拡大スペシャルを紹介する。

ウナギノボリ

 ◇第2シリーズ第1話「しゃべりすぎた男」(6月4日午後1時50分~3時25分)

 1996年1月期に放送された第2シリーズの第1回(初放送は1996年1月10日)。お笑いタレント、明石家さんまさんをゲストに25分拡大版で放送された。出演は田村さん、さんまさん、秋本奈緒美さん、西村雅彦さん、小高恵美さんら。

 物語は……反対尋問で検察側証人をやり込める敏腕弁護士の小清水潔(さんまさん)。傍聴席には結婚話が進む大物弁護士の令嬢、啓子(小高恵美さん)が小清水を見つめており、小清水は意気揚々としていた。

 午後10時に事務所に電話をかけてほしいと秘書を帰宅させ、小清水は学生時代から深い交際をしている向井ひな子(秋本さん)のマンションに車で向かった。小清水は啓子との結婚にひな子が邪魔になっていた。

 小清水は秘書からの電話を携帯で受け、まだ事務所にいるように装ってマンションに入る。ひな子は交際の継続を迫り、「あなたの家庭を壊すなんて平気だから」と告げる。それを聞いた小清水は隙をみて、ガラスの水差しで頭部を一撃した。

 そこに、ひな子がしつこく結婚を迫られていると話していた今泉慎太郎(西村さん)から電話がかかってくる。留守番電話のメッセージで今泉がこれからマンションに来るつもりでいることを知った小清水は、罪をかぶせようと、隠ぺいのため部屋の指紋を拭き取り、今泉の到着を見計らって110番通報した。今泉はその計略通りに逮捕されてしまう。

 今泉は、ひな子と同じ大学の同期の小清水に弁護を依頼。今泉はひな子を旧姓の花田をもじって「ハナちゃん」と呼び、卒業以来会ったことはないという小清水は「向井さん」と呼んでいた。接見時の会話を古畑(田村さん)は不審に思い、小清水の一挙手一投足、一言一言を入念にチェックし、独自の捜査を進める。

 小清水に言いくるめられ、今泉は初公判で犯行を認めてしまう。古畑は今泉を救えるのか……。

テレビ 最新記事