ライオンの隠れ家
最終話 僕たちの新しい始まり
12月20日(金)放送分
俳優の木戸大聖さんが、「Snow Man」の目黒蓮さん主演で7月1日にスタートする“月9”ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系、月曜午後9時、初回30分拡大)に出演することが6月10日、明らかになった。木戸さんはフジテレビ系“月9”ドラマに初レギュラー出演で、目黒さん演じる主人公・月岡夏の弟、大和(やまと)を演じる。木戸さんと目黒さんは27歳の同い年。
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「海のはじまり」は、脚本を生方美久さん、演出を風間太樹さんらが担当し、プロデューサーを村瀬健さんが務め、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。目黒さん演じる月岡夏は東京都内の印刷会社で働く28歳の青年。大学生だった時に付き合っていた交際相手で、別れて以来、7年も会っていなかった南雲水季(古川琴音さん)の死をきっかけに、自分と血がつながっている娘、海(泉谷星奈ちゃん)の存在を知ったことで人生が変化していく物語。夏と交際中の恋人、百瀬弥生を有村架純さん、水季の母・朱音を大竹しのぶさん、水季が夏と別れたあとに働いていた図書館の同僚の津野晴明を池松壮亮さんが演じる。
木戸さんが演じる大和は、東京の実家で父・和哉と母・ゆき子と3人で暮らしており、言葉にするのが苦手な夏とは違い、考える前に声が出てしまうタイプ。大和は、幼い頃に母を亡くし、7歳の時に和哉がゆき子と再婚したことで、夏と家族になった。夏が葬式から実家に帰って来た時の様子を見た大和は、母が亡くなったときのことを思い出し……と展開する。
また、10日の“月9”ドラマ「366日」の第10話放送後に、15秒のティザー映像を地上波で初解禁。放送後にはYouTubeや番組公式SNSでティザー映像の90秒バージョンを特別公開する。
木戸さんとプロデューサーの村瀬さんのコメントは以下の通り。
すごくうれしかったです。「silent」を見てからずっと、“あんなにもすてきな作品を作られた方々といつかご一緒したい”“できるようにもっと頑張ろう”と思っていたので、今回お話をいただいた時は、驚きと喜びが同時にきました。そこからプロデューサーの村瀬さん、脚本家の生方さん、そして風間監督、 髙野監督、ジョン監督とお会いし、この作品への想(おも)いを聞くことで、改めてこのチームに入れた喜び、そして今の僕ができる全てをこの作品に注ぎたいという強い思いが湧き上がってきました。
登場人物たちの、誰かを想(おも)うことで生まれる言葉の数々がとても愛(いと)おしくて、時に切なくて、人間の繊細な部分がすごくリアルに描かれている作品だなと思いました。1ページ1ページゆっくりめくると、そこに流れてる時間や景色がふわっと浮かんでくるそんな台本でした。
大和という人物は、陽(ひ)の光のような暖かさと明るさをもった青年だなと思いました。今を受け入れて前向きに生きている彼だからこそ、伝えられること、共感してあげられる部分というのがあると思うので、そこを大切に丁寧に演じていきたいと思います。
この夏、皆さんの心に残る作品を届けていくために、キャストスタッフの方々とたくさんの会話をしながら大切に作り上げていきますので、毎週楽しんで見ていただけたらうれしいです。
今回、目黒蓮さん演じる夏に弟がいる設定にしようとなったとき、僕の頭には真っ先に木戸大聖さんの顔が浮かびました。木戸さんのことがずっと気になっていたんです。去年の夏、うちの深夜ドラマ枠「火曜ACTION!」で放送された「僕たちの校内放送」を見て、木戸さんに惹(ひ)きつけられました。木戸さんが演じた主人公がものすごく魅力的に感じましたし、彼が持っている圧倒的なキラキラ感に目が離せなくなりました。身も蓋(ふた)もないことを言いますが、“この子は絶対に売れる!”と思いました。そのドラマで演じていたのが高校生なだけで実際にはそんなに若くないということを後に知るのですが、とにかく僕は“売れてしまう前にこの子と仕事がしたい!”と思ったのです。そして同時に、何の根拠もなくただただ感覚的に“木戸さんが映えるのは絶対に後輩もしくは弟だ!”と感じていたので、そういう役で一緒にやれたらいいな、と思っていました。そんな中、今回の「海のはじまり」の企画が実現することになり、前述したように目黒さんの弟役を作ろうという話になったので、僕の中で“木戸さんしかない!”となり、すぐにお声がけをしました。実際に会ってみた木戸さんは映像で見た以上に魅力的で、“絶対に売れる”という感覚が確信に変わったことをよく覚えています。同時に、やっぱり“後輩感”、“弟感”を強く感じたので、直感通り、目黒さんの弟役をお願いすることにしました。夏の弟・大和は、実は非常に複雑な家庭環境を持っています。でも、それを一切感じさせない明るさを持っており、何よりも、兄の夏に勝るとも劣らない優しさを持った人です。僕が木戸さんに感じたのも、そんな感覚でした。幼い頃に大好きな母親を亡くしたという、海ちゃんと同じ境遇を抱えていながら、それを感じさせない明るさと優しさを携えた大和という役を、木戸さんならきっと最高に魅力的に演じてくれると感じました。実際には木戸さんは目黒さんと同い年なのですが、その圧倒的ないい意味での“弟感”を生かして、この役を完璧に演じ切ってくれると信じています。きっと、みんな、大和くんのことが大好きになるはずです。
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