Believe-君にかける橋-:ようやく見せた“磯田”小日向文世の本音 視聴者「私情おもろかった」「小日向さん怖くて最高だった」の声も(ネタバレあり)

連続ドラマ「Believe-君にかける橋-」最終話の一場面=テレビ朝日提供
1 / 1
連続ドラマ「Believe-君にかける橋-」最終話の一場面=テレビ朝日提供

 木村拓哉さん主演の連続ドラマ「Believe-君にかける橋-」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終話(第9話)が6月20日に放送され、磯田(小日向文世さん)の行動に注目が集まった。

ウナギノボリ

 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、大手ゼネコン「帝和建設」土木設計部の部長の狩山(木村さん)が、心血を注いだ龍神大橋の崩落事故の責任を取らされ、会社の隠蔽工作の犠牲となり、真実を明らかにするため奮闘するストーリーが描かれた。

 最終話では、狩山が、実は味方だった弁護士の秋澤(斎藤工さん)の協力を得て、事故の真相を明らかにするため法廷の場へ。崩落事故で問われた業務上過失致死傷の罪について、再審を勝ち取った。

 狩山の勝訴に助力したのが、帝和建設の磯田社長。都知事の榛名(賀来千香子さん)の思惑をくみ、崩落事故を仕組んだ張本人だった磯田だが、最後は改心。自身の関与を認め、狩山のために証言し、自身は有罪判決を受けて刑務所行きになった。

 それから一年後、磯田のもとを、既に出所した狩山が面会に訪れた。狩山が、龍神大橋再建設を帝和建設がつかむため、磯田が罪をかぶった、と推論を述べると「私は帝和建設を救ったんです。日本の企業をつぶしてはいけません。必ず立て直す。それが再建屋としての私の信念です」と自身の矜持(きょうじ)を述べた。

 また、磯田は「世界中に橋を架けたい」と夢を語る狩山にずっと腹が立っていたともらし「人は金や地位のために動くもの。なのに君は夢、夢。君が橋の夢を語る度に、私は君を嫌いになった」と本音を吐露。狩山に罪を背負わせたことは「私情」がベースにあったことをにおわせた。

 そんな磯田にも、狩山は最後に「あなたを信じたことは後悔してません」と頭を下げて去った。狩山の背中を見送った磯田は「そういうところが、嫌いなんだよ……」とつぶやいた。

 これまでは本心をなかなか見せなかった磯田だが、ようやく見せた“人間臭さ”に、SNSで視聴者からは「やっと社長の本音が聞けた気がする」「磯田社長の私情おもろかった」「社長が狩山のこと単に人間としてめちゃくちゃ嫌いだったから刑務所に入ってもらうことにしたのうける」「磯田さんはあくまで再建屋なんだね」といった声が上がった。

 また「こひさんやっぱり演技うまいよな~キムタクとの後半二人のシーン見入った」「小日向さんに引き込まれた」「小日向さん怖くて最高だった」といったコメントも上がっていた。

テレビ 最新記事