良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第79回が7月18日に放送され、岡田将生さん演じる星航一のある言葉が、視聴者の間で話題になった。
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第79回では、弁護士の次郎(田口浩正さん)が、山の境界線を巡る現地調停で、書記官の高瀬(望月歩さん)が申立人の森口(俵木藤汰さん)とトラブルを起こしたことを非難する。森口が戦死した高瀬の兄を引き合いに出し、高瀬をとがめたことが口論のきっかけになったのだという。
その話を聞いた航一は、「思い出にできるほど、お兄さんの死を受け入れられていなかったんでしょうね」「死を知るのと、受け入れるのは違う。事実に蓋(ふた)をしなければ生きていけない人もいます」と話した。
次郎が部屋を出て行った後、寅子は航一に「自分の話をされているようでした」と伝え、戦死した夫・優三(仲野太賀さん)の話を、娘の優未(竹澤咲子ちゃん)にできずにいると明かした。続けて「お恥ずかしい話なのですが、仕事ばかりしていたせいで娘との間に大きな溝ができてしまっていて。だから溝を埋められるのならば、話したくはないけど、話せるようにはなりたいと言いますか……」と吐露した。
すると航一は、「僕はどちらかというと、溝を自ら作りに行くたちです。でも佐田さんは、溝を埋めようと必死にもがいていてとんでもなくあきらめが悪いですね」とほほ笑む。言葉の真意が分からず戸惑う寅子に、航一は「あ……。すみません。褒めたつもりでした」と伝え、帰り際に「では、あきらめ悪く頑張ってください」と声をかけた。
航一の「あきらめが悪い」という独特の褒め言葉に、SNSでは「言葉選びが下手だけど寅子の背中を押してくれてる」「実はすごくあったかいんだろうな」「不器用な優しさを感じる」「反則級にイケメン」「全朝ドラ民が星航一にほれた朝」といった声が上がった。
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