明日の虎に翼:第19週を振り返る 美佐江問題はうやむや? 優三の手紙に涙した寅子は、航一との「だらしがない愛」を選択

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第19週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第19週の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。8月10日は第19週「悪女の賢者ぶり?」(8月5~9日)を振り返る。

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 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。

 第19週では、航一(岡田将生さん)の過去の苦しみを知り、寄り添いたいと思う寅子(伊藤さん)だが、その感情をうまく整理できない。

 同じころ、新潟市内である事件が発生。森口(俵木藤汰さん)の娘・美佐江(片岡凜さん)が、その事件に深く関わっているのではないかという疑惑が持ち上がる。寅子は美佐江に心を開いてもらおうと努めるが、対応は完全に失敗してしまう。

 結局、美佐江の審判は行わないことが決まり、その後も美佐江はいつもと変わらず喫茶ライトハウスの勉強会に参加し、東大受験にも成功する。

 そんなある日、花江(森田望智さん)が突然、新潟を訪問する。寅子は優未(竹澤咲子ちゃん)、稲(田中真弓さん)、花江の4人で楽しい時間を過ごす。

 夜、花江は、自分が新潟へとやって来た本当の理由を寅子に明かす。それは最近、寅子が気になっている航一が関わる話でもあった。すると、寝たと思っていた優未がやってきて、優三(仲野太賀さん)の遺品のお守りの中に入っていた手紙の存在を寅子に教える。そこには「心から恋して、愛する人を見つけてほしい」と書かれてあって……。

 自分のことばかりを気遣う優三の優しい言葉に涙が止まらなくなる寅子は、優三の分も優未を愛することを誓う。さらに今の自分の正直な気持ちを航一に告げる。

 そして寅子は、航一が提案した「永遠を誓わない、だらしがない愛」を承諾。二人はぎこちなく抱き合うとキスを交わすのであった。

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