フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
俳優の竹内涼真さんが主演し、木村文乃さんが共演するテレビ朝日ドラマプレミアム「看守の流儀」が6月21日午後9時から放送されることが分かった。「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の城山真一さんが、石川・加賀刑務所を舞台に描いた同名小説(宝島社、2019年)の映像化。2人は初共演で、正反対の性格の刑務官を演じる。
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さまざまな事情を抱えた受刑者たちと、受刑者の更正に全力を尽くす刑務官たちの姿を通し、希望と再生を描く物語。熱き刑務官が一人の受刑者にかけた“ささやかな温情”が、刑務所の体制をも揺るがしかねない大事件を引き起こし、緻密で巧妙な謎解きと濃厚な人間ドラマが展開する。
竹内さんは受刑者に寄り添って更生のためにできるだけのことをしようと奮闘する若き刑務官・宗片秋広(むなかた・あきひろ)、木村さんはある特命を帯びて加賀刑務所に赴任してきた冷静沈着で謎多き上級刑務官・火石司(ひいし・つかさ)を演じる。太陽と月とでもいうべき2人がぶつかりながらも刑務所内で起きたさまざまな事件の真相に迫り、受刑者、看守、そして家族の心を救っていく。
竹内さんは今回初めて刑務官を演じるにあたり、クランクイン前に実際の刑務所を見学した。「撮影前に実際の場所を見ることができ、演じる上で大きな財産になりました。所長さんがおっしゃっていたのは、刑務所にとっては“何も起きない一日”こそが“いい日”なのだということ。だから、“実は刑務所はつまらないところなんですよ”、と。そこを大前提として僕らはどう面白い作品を作るべきか、ものすごく考えさせられました。リアルな部分と、作品として面白い部分をどう織り交ぜていけるかが勝負だなと感じました」と話した。
木村さんは今作について「(刑務官は)社会からはみ出してしまって入所してきた受刑者が多い中、“人間とは何か”ということを新しく構築してもらうことが仕事なのだと感じました。それがどれだけ繊細で重い任務なのかということが、この作品で伝わるのではないでしょうか……。この『看守の流儀』は、受刑者たちではなく、彼らの背中を押して見送る人たちの物語。たくさんの人間模様が描かれているので、温かい気持ちで見ていただけたらと思います」とアピールした。
脚本は、ドラマ「華麗なる一族」(TBS、2007年)、「スカイキャッスル」(テレビ朝日、2024年)や映画「そして、バトンは渡された」(2021年)、「月の満ち欠け」(2022年)など数々の話題作を手がけてきた橋本裕志さんが担当。監督は、ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日、2023年)や映画「神様のカルテ」(2011年、2014年)などの深川栄洋さんが務める。
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