吉沢亮:「なつぞら」以来の朝ドラ出演 次期「ばけばけ」でヒロイン&夫に大きな影響を与える存在

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 俳優の吉沢亮さんが、高石あかりさん主演の2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」に出演することが5月12日、明らかになった。吉沢さんは、ヒロイン・松野トキ(髙石あかりさん)と夫のヘブン(トミー・バストウさん)の人生に大きな影響を与える錦織友一を演じる。吉沢さんが朝ドラに出演するのは、2019年度前期の「なつぞら」以来、6年ぶり。

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 吉沢さんが演じる錦織友一は、松江随一の秀才で、「大磐石(だいばんじゃく)」の異名を持つ。松江中学で英語教師を務め、外国人教師として松江にやってきたヘブンを公私でサポートする。トキとも奇妙な縁で知り合い、深く関わっていく……という役どころだ。

 吉沢さんは「『英語教師なので、それなりに英語をしゃべります』とは言われていたのですが、台本をいただいたら思っていた2.5倍くらい英語だったので焦りつつ、現場の温かい空気感の中、楽しくお芝居をさせていただいています。時代の変革期、変わり続ける文化や常識を面白がれる者、受け入れられない者、受け入れる他ない者。翻弄されながらも各々の宝物を握りしめ大いに笑ったり、たまに泣いたりしちゃう人たちの物語です。是非お楽しみに」と呼びかけている。

 制作統括の橋爪國臣さんは「錦織友一という役は、明治時代の松江の偉人の一人である西田千太郎さんがモデルです。小泉セツさんとハーンさんにとってかけがえのない特別な存在でした。そんな大切な役だからこそ『この方にお願いしたい』という強い思いで、企画の早い段階で吉沢亮さんに出演をお願いしました」とコメント。「先日、衣装合わせでお会いしたときには既に短髪になさっていて、まるで明治時代の西田千太郎さんがそのまま現れたかのようで、改めて役への深い理解と熱意を感じました。吉沢さんが命を吹き込む錦織友一という人物が、一体どのような深みと感動を物語にもたらしてくれるのか。きっと心に残る素晴らしいシーンをお届けできると確信しています」と話している。

 高石さんは「吉沢さん演じる錦織は、きっとこの先、トキとヘブンの二人にとって言語や心を繋ぐ懸け橋のような存在になるのだと思います」とコメント。「先日、錦織とトキの出会いの場面を撮影しました。カットがかかる度に笑いが起こり、本番中なのにどこからかスタッフさんの笑い声が……。そんな、はちゃめちゃで楽しい大好きなシーンとなりました。皆さんにお届けできる日が本当に楽しみです!」と語っている。

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