高石あかり:次期朝ドラ「ばけばけ」ヒロインは「あまりに自分と近すぎた」 役作りはなし? 「今までにない不思議な感覚」

2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演するトミー・バストウさん(左)と高石あかりさん(C)NHK
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2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演するトミー・バストウさん(左)と高石あかりさん(C)NHK

 2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」で主演を務める高石あかりさんが5月23日、城山稲荷神社(島根県松江市)で行われたロケ報告会に出席。ヒロイン・松野トキを演じる高石さんは、役作りについて「台本を読んでいて、あまりにも自分とトキが近すぎて。全く違和感がなくて、すぐ入ってきますし、同じ気持ちを感じていて、それを言葉にしてくれる」と明かし、「今までにない不思議な感覚で、役を作っていないかもしれないっていうぐらい、私は自分のまま、ありのまま演じることができています」と語った。

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 ロケ報告会には 夫役のトミー・バストウさんも出席。高石さんとバストウさんは、4月にクランクインして以来、初めて松江を訪問。21日からロケに参加している。この日はビジュアル撮影を行ったばかりだといい、高石さんはピンク色の着物、バストウさんはスーツ姿で、左目に白いコンタクトレンズを装着した役衣装で登場した。

 高石さんは「トキとして、(夫の)ヘブンとして、松江に帰ってくることができて、すごくうれしく思います」と喜びを語った。

 今回のロケについては「プライベートで訪れたこともありますが、昨日、おとといと撮影して、衣装を着ての空気感は全然違いました。地元の方々がエキストラとして参加してくださってお話しながら撮影を進めることができて、本当にぜいたくな機会をいただけて良かったです」と笑顔を見せた。

 昨日までは雨が降っていたが、この日は快晴。「私は雨女なのですが、良い天気で迎えることができて良かったです。撮っている内容はあまりにコメディーで、スタッフさんも笑いの絶えない現場。そういう空気作りをしてくださった皆さんに感謝でいっぱいです。早く(作品が)届いてほしいなと思っています」とアピールした。

 「ばけばけ」は、外国人の夫と共に「怪談」を愛し、西洋化が進む明治の日本で埋もれてきた「名もなき人々」に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語。高石さんは松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・セツがモデルのヒロイン・松野トキを演じる。脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などを手がけたふじきみつ彦さんが担当する。

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