ブラッサム:26年度後期朝ドラ 主演・石橋静河の安定感ある演技に期待 脚本・櫻井剛「シンプルにファン」

連続テレビ小説「ブラッサム」で脚本を手がける櫻井剛さん=NHK提供
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連続テレビ小説「ブラッサム」で脚本を手がける櫻井剛さん=NHK提供

 2026年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブラッサム」の制作・主演発表会見が5月29日、NHK大阪放送局で行われ、同作の主演を、俳優の石橋静河さんが務めることが明らかになった。会見には、脚本を担当する櫻井剛さんも出席し、石橋さんの演技に期待を寄せた。

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 石橋さんのことは「もともとシンプルにファン」だったという櫻井さん。「ヒロインが決まってめちゃくちゃうれしかったです。石橋さんは、どういう作品でも、すわりがいいというか、なじみがいいというか、安定感、安心感みたいなところでいうと抜群」とその演技力に太鼓判を押した。

 石橋さんが演じる葉野珠(はの・たま)というキャラクターについて、「波瀾(はらん)万丈、たくさんの恋をして、たくさん苦労をして、それでも人生を駆けぬけていったヒロイン」と説明し、「石橋さんに決まってすごく安心したのと、キャラクター的に理屈では語りきれない部分も多くあるキャラクターになっていくかと思うので、その部分は石橋さんにパスをして、しっかりヒロイン像として一つにしていただけたらなと思っています」と語った。

 連続テレビ小説の第115作となる「ブラッサム」は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。故郷の山口・岩国を飛び出し、魅力的な人々との出会いによって、夢を手繰り寄せ、大正・昭和の激動の時代へと突き進んでいく。

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