キャスター:「それ以上踏み込まない方がいい」 43年前の自衛隊機事故に切り込む“進藤”阿部寛(ネタバレあり)

日曜劇場「キャスター」第8話の一場面(C)TBS
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日曜劇場「キャスター」第8話の一場面(C)TBS

 阿部寛さん主演のTBS系日曜劇場「キャスター」(日曜午後9時)の第8話が6月1日に放送された。43年前の出来事に切り込む進藤(阿部さん)がSNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 山井(音尾琢真さん)の父親で、認知症を患う和雄(山本學さん)が一時行方不明になった。進藤は、和雄の足跡を洞窟の中で見つけたが、原子力燃料再処理センター長・江上(井上肇さん)は、和雄はセンターの前で見つかったと話す。江上の“うそ”の理由を探るべく、進藤は動く。

 洞窟の奥には扉があり、ダイヤル鍵がつけられていた。暗証番号を突き止めた進藤は、崎久保(永野芽郁さん)とともに鍵を開け、さらに奥へ入る。ところが、江上が追いつき「無断で入らないでもらいたい!」と2人を厳しく注意した。

 進藤は「どうしても知りたかったんですよ。江上さんがなぜうそをついているのか。山井さんのお父さん、和雄さんはここにいましたよね?」と指摘。さらに「私がこの村に初めて来たのは13歳のときでした。自衛隊機墜落の翌年です。それ以来、何回足を運んだことか。100回は下らない。だから、この村のことは地元の人と同じぐらい詳しいつもりでいました。ですが、誤解していました。まだまだ私の知らないことがあるんですね」と述べた。

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 その後、和雄が何者かによって山の斜面から突き落とされる事件が発生。和雄はなんとか一命を取り留めた。

 進藤は江上の元を訪ね、和雄の事故について推理してみせた。

 「もし事故じゃなかったとしたら、その原因はあの洞窟にある。このセンターができたのは42年前。私が子供の頃、初めてここに来た年だ。その前年の43年前、私の父もここに来てるんですよ。自衛隊C-1輸送機墜落の取材でね。取材から帰ってきた父はいつもと様子が違っていた。取材や報道のイロハを教えてくれた優しかった父が、まるでやさぐれた別人のように成り下がっていて、そしてひと言も会話することなく命を絶った」

 さらに進藤は、墜落現場が洞窟のすぐ近くにあったことを挙げつつ「43年前の記憶を取り戻されたら大変だと思った誰かが彼(和雄)を殺そうとした」と指摘。江上は「それ以上、踏み込まない方がいい」と警告したが、歯切れは悪かった。

 SNS上では「今回の火災と43年前の事故が進藤さん親子とどんな繋がりがあるのか。進藤さんのネタを売ったのは本当に本橋くんなのか。気になるとこがありすぎる回だった」「観(見)ててハラハラするし、展開が早くて頭が追いつかない」「進藤さんの過去もだいぶわかってきたし、これからどうなっていくのかもドキドキ」といった声が上がった。

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