あんぱん:「もし僕の身に何かあったら」次郎が本音を吐露 “退場”フラグ? 視聴者「生きて帰ってきて」「のぶは後悔するんだろうな」

連続テレビ小説「あんぱん」第48回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第48回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第48回が6月4日に放送され、のぶ(今田さん)の夫・次郎(中島歩さん)の言動に、視聴者が反応した。

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 第48回では、のぶと次郎が朝田家を訪れ、家族写真を撮ったり、のぶの幼いころの話を聞いたりと穏やかな時間を過ごす。帰りの汽車で、のぶは次郎に戦争が終わったらしたいことを思いついたと切り出し、「生徒らあに楽しい授業をしたい。立派な兵隊さんになれと言うがやのうて。それから……。次郎さんと一緒に船に乗っていろんな国に行ってみたい」と話した。その言葉を聞いた次郎はうれしそうに笑った。

 出発の日、次郎は大切にしていたカメラを「君が使ってくれ」とのぶに託した。のぶが何か話していないことがあるのではと尋ねると、次郎は船が軍用の輸送船に改修されたと報告。「これからの航海は、予定通り帰ってこられるかどうか分からん。もし、僕の身に何かあったら、代わりに君が……夢をかなえてほしいがや」「僕は……この戦争に、勝てるとは思わん。あの大国であるアメリカやイギリスと戦争して、日本が勝てるとは思えんがや」と語った。

 のぶは「そんなこと言わんとってください! そんなこと思うてはいけません!」「この戦争が終わるがは日本が勝つ時です。そう強う思わんといけません」と主張。次郎は「分かったき。君の生徒らあの気持ちが少し分かった」と返し、のぶを優しく抱きしめて「教室ではいつもそんなふうに勇ましく教えゆうがやろうな」と言った。次郎はのぶの首にカメラをかけ、「うん。キミによう似合う」とほほ笑んだ。

 玄関先で、次郎はのぶに自分の写真を撮ってほしいと頼むが、のぶは「無事に戻られたときに撮ります」と一度構えたカメラを下ろし、「お国のために、立派なご奉公を」と次郎を送り出した。

 SNSでは「退場フラグ立ちまくり」「次郎さんの優しさよ。でも出発前にこれはキツイ」「生きて帰ってきて」「のぶは後悔するんだろうな」「どうして次郎さんの写真撮ってあげなかったの」「胸がぎゅっと締めつけられた」「次郎さんが見た目だけでなく内面もステキすぎて」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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