火喰鳥を、喰う:主演・水上恒司、ヒロイン・山下美月のミステリー映画 本編映像とキービジュアル解禁

「火喰鳥を、喰う」のキービジュアル (C)2025「火喰鳥を、喰う」製作員会 配給: KADOKAWA、ギャガ
1 / 1
「火喰鳥を、喰う」のキービジュアル (C)2025「火喰鳥を、喰う」製作員会 配給: KADOKAWA、ギャガ

 俳優の水上恒司さんが主演、山下美月さんがヒロインを務めるミステリーホラー映画「火喰鳥を、喰う」(10月3日公開、本木克英監督)の本編映像とキービジュアルが6月6日、公開された。

あなたにオススメ

 原作は、第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を受賞した原浩さんの同名小説(角川ホラー文庫)。ある日、主人公の久喜雄司(水上さん)のもとに、戦死したはずの祖父の兄、貞市が書いたという謎の日記が届くところから始まる。“火喰鳥、喰(く)いたい”という生への執着が記された日記を読んだ日を境に、雄司と妻の夕里子(山下さん)の周囲では、不可解な出来事が頻発する。貞市の日記が引き起こす、存在しないはずの“過去”は少しずつ“現実”を侵食していく……というミステリーホラー。

 公開された本編映像は、「お墓の文字も削られて、おじいさんはいなくなり、みんな、あの日記のせいだと思う…!」という夕里子の確信めいたナレーションから始まる。久喜家の先祖代々の墓が何者かによって削られた日に、雄司たちの元へ突然届いた80年前に戦死した久喜家の先祖・貞市が遺した日記。映像では、怪異に巻き込まれていく久喜夫婦や、超常現象に造詣の深い謎の男、北斗(宮舘涼太さん)の姿が映し出されている。

 キービジュアルは、タイトルを中心に渦を巻いたようなデザインで、まがまがしい色をしたヒクイドリの羽、死者の日記のページが舞い上がる不気味な青空の下に、3人がたたずんでいる。新聞記者・与沢(森田望智さん)、雄司の母・伸子(麻生祐未さん)、夕里子の弟・亮(豊田裕大さん)の劇中の写真も添えられ、“この恐怖、美味ナリ”と登場人物たちの不安を煽るようなコピーが添えられている。

映画 最新記事