今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）。6月9日に始まる第11週「軍隊は大きらい、だけど」で、高知連隊から小倉連隊に転属となった柳井嵩（北村匠海さん）が出会い、生活を共にする連隊のメンバー9人のキャストとキャラクター（役柄）をまとめて紹介する。

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　◇厳しく指導する班長や新兵教育係、元同級生も

　 妻夫木聡さん演じる八木信之介は、戦時中、嵩が所属することになる小倉連隊の上等兵。軍隊になじめない嵩を気にかけ、折にふれ助け舟を出す。戦後、嵩と思わぬ再会を果たし、のぶ（今田さん）と嵩の人生に大きな影響を与えるようになる。

　奥野瑛太さん演じる神野万蔵は、小倉連隊で嵩が所属する内務班の班長（軍曹）。強面で、班員たちを厳しく指導する。

　板橋駿谷さん演じる馬場力は、小倉連隊で嵩が所属する内務班の古年兵。新兵教育係として、嵩たち初年兵を厳しく指導する。

　萩原亮介さん演じる甲田鉄は、小倉連隊で嵩が所属する内務班の古年兵。馬場とともに、嵩たち初年兵を厳しく指導する。

　櫻井健人さん演じる今野康太は、小倉連隊の初年兵。嵩の御免与尋常小学校時代の同級生でもあり、久々の再会を果たす。

　日高由起刀さん演じる目黒新は、小倉連隊の初年兵。学校が中学までだったため、早く出世して手柄をあげたいと思っている。

　薄平広樹さん演じる加畑安雄は、小倉連隊の初年兵。同じ初年兵の嵩たちとともに切磋琢磨していく。

　田中俊介さん演じる粕谷将暉は、小倉連隊の軍曹。嵩の絵の実力を買い、ある任務を与える。

　横田栄司さん演じる島仙吉は、小倉連隊の中隊長で、大尉。優しい雰囲気を持っており、隊員たちにとっての父親的存在。

　◇第11週「軍隊は大きらい、だけど」あらすじ

　第11週では、嵩は、高知連隊から小倉連隊に転属。そこで謎めいた雰囲気の八木信之介上等兵（妻夫木さん）と出会う。先輩兵士からの厳しい制裁を受けながら過酷な日々を送る嵩の前に、先に入隊していたとある人物が現れる。思いがけない再会に、嵩は心が救われる。一方、高知ではのぶ（今田さん）のもとに次郎（中島歩さん）から手紙が届く。

　手紙の最後の一文に、言いようのない不安を覚えるのぶ。そして、戦況は悪化の一途をたどっていく……。

　「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん（1919年～2013年）と、暢さん（1918年～1993年）夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。