魔物:麻生久美子VS塩野瑛久、血まみれ最終決戦! ラストに一瞬“大物俳優”が登場(ネタバレあり)

連続ドラマ「魔物」最終話の一場面 (C)テレビ朝日・SLL
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連続ドラマ「魔物」最終話の一場面 (C)テレビ朝日・SLL

 俳優の麻生久美子さん主演の連続ドラマ「魔物」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分※一部地域を除く)の最終話が6月13日に放送され、あやめ(麻生さん)と凍也(塩野瑛久さん)の最終決戦や、ラストに“大物俳優”が登場したことが話題となった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、「梨泰院クラス」など世界的ヒット作を生み出してきた韓国のSLLとテレビ朝日の共同制作で、孤高に生きる弁護士のあやめが、殺人事件の容疑者となった凍也と禁断の愛におちるラブサスペンスが描かれた。

 あやめと凍也の壮絶な最終決戦が描かれた最終話。“魔物”と化して襲い来る凍也に、あやめは「あなたは誰も愛したことなんてない。なのに、私はあなたを愛してた……!」と叫んで抵抗。殴る、蹴るといった血まみれ&バイオレンス展開に。だが、手足の自由を奪われた凍也にとどめをさしたのは、これまで凍也に従順だった妻、夏音(北香那さん)だった。

 あやめは、夏音と共に凍也を殺害した容疑で起訴される。夏音が完全黙秘を貫いたため、あやめは不利な状況に追い込まるが、パラリーガルの渚美(宮本茉由さん)があやめの思いを夏音に伝えたことがきっかけとなり、夏音は「私が凍也を殺しました」と自白。あやめには無罪判決、夏音には懲役7年の判決が下った。

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 その後、裁判から数年後のあやめの姿が描かれた。女性を支援するNPO法人を立ち上げて働くあやめには、もはや“愛にしがみつく孤独な女”の影はなかった。

 ラストには、あやめが“花束を手にした謎の男”とすれ違い、凍也と激しく愛し合った日々を思い出すシーンが。謎の男は一瞬の登場だったが、演じたのはオダギリジョーさん。麻生さんとオダギリさんは、2006~19年に放送された「時効警察」シリーズ(テレビ朝日系)で共演しており、今回オダギリさんが友情出演。視聴者の注目を集めた。

 麻生さんと塩野さんのクランクアップ時のコメントも公開された。麻生さんは「先日、オダギリジョーさんが撮影にいらしたとき、『すごく楽しそうだね』と言われて、そうなの。この組、最高なのって、つい本音が出ちゃったのですが、それぐらいスタッフの皆さんがとてもやさしくて面白くて楽しくて……。こんないい“組”はなかなかないなと思って、これからずっとこのチームで仕事をしていきたいぐらい、皆さんのことが大好きだなと思っています。ありがとうございました」と感謝を述べた。

 終盤、“DV男”として狂気の演技をみせた塩野さんは「僕にとっても麻生さんにとってもここにいるチームのみなさんにとっても日韓合作である本作は挑戦的な作品だったと思います。難しいことも多々ありましたが、その分、成長することができました。日本のスタッフのたくましさに、韓国のセンスや監督の技量が加わって、『魔物』が生まれたんだなと感じています。決して明るい作品ではないですが、誰かの心に残るような作品になったらいいなと思っております」と語った。

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