あんぱん:「みそっかすの自分を変えたい」家出騒動のメイコが決意 視聴者からエール続々「夢に向かって頑張れ〜!」「今後の展開が楽しみ」

連続テレビ小説「あんぱん」第69回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第69回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第69回が7月3日に放送された。同回では、東京で「のど自慢」に出るため家出をしようとしたメイコ(原菜乃華さん)が決意を口にし、視聴者の注目を集めた。

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 第69回では、夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田さん)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴さん)と歓喜するのぶのもとに、羽多子(江口のりこさん)からメイコが家出したとの連絡が入る。刊行に向けて打ち合わせをするも身が入らないのぶ。見かねた東海林(津田健次郎さん)は、「家出人の取材行ってこい」と言ってのぶを送り出す。

 のぶが自宅に戻ると、家の前に大きな荷物を背負ったメイコの姿が。メイコは東京で「のど自慢」に出ようと家出をしたが、不安に駆られ、のぶの顔が浮かび、気付いたら高知駅で汽車を降りていたという。東京までの汽車賃は、かつて銀幕の世界に夢を抱いていたくら(浅田美代子さん)からもらったといい、「蘭子(河合優実さん)姉ちゃんは郵便局で働いて、のぶ姉ちゃんは新聞社に入っちゅう。うちだけが宙ぶらりんでふわふわしたまんまやもん」と吐露した。

 するとそこに、心配でいても立ってもいられなくなった羽多子がやって来る。メイコは羽多子に謝罪し、「けんどもう御免与にはいなん」と告げる。メイコが「うちはみんなあに守られちゅうだけのみそっかすやき」と話すと、羽多子は「そんなことない。あんたはパン屋をよう手伝うてくれたし、乾パンも一生懸命作ってくれたやんか」と感謝した。

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 メイコが「朝田パンはのうなってしもうたし、お嫁に行こうにも相手がおらん」と話すと、羽多子は「メイコが悪いがやない。戦争のせいや」と返す。メイコは「うち戦争のせいにするのは嫌や。日本が負けたきって、うちまで負けてしまうがは嫌や。何かに挑戦して、みそっかすの自分を変えたい。いっぺんでえいき、心が震えるようなことしてみたいがよ」と明かした。

 メイコは「お母ちゃん、東京までの旅費、くらばあに返しちょいて。うちはいなん。高知で仕事探いて、自分で東京に行くお金をためる」と決意を口にし、のぶには「うちをここに置いてください」と頭を下げた。

 SNSでは「夢に向かって頑張れ〜!」「まさかメイコからこんなセリフを聞く日が来るとは。癒やしキャラだけど、ちゃんとのぶの妹なんだね」「メイコちゃん、強いにゃ」「メイコちゃんの言葉がジーンと響いた」「今後の展開が楽しみ」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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