しあわせな結婚:Pが明かす「9話では最終回の“その向こう”を描く」 作品タイトルの真意も

8月28日放送の連続ドラマ「しあわせな結婚」第7話の一場面=テレビ朝日提供
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8月28日放送の連続ドラマ「しあわせな結婚」第7話の一場面=テレビ朝日提供

 俳優の阿部サダヲさん主演の連続ドラマ「しあわせな結婚」(テレビ朝日系、木曜午後9時)。8月21日に放送された第6話では、叔父の考(岡部たかしさん)が自首するという衝撃的な展開で幕を閉じた。物語は、残り3話。総責任者・中川慎子ゼネラルプロデューサーに、終盤の見どころや、話題となっているタイトルの考察について話を聞いた。

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 ドラマは、脚本家・大石静さんのオリジナル。独身主義の原田幸太郎(阿部さん)は、ミステリアスな高校美術教師の鈴木ネルラ(松たか子さん)に惹(ひ)かれて電撃結婚するも、ネルラは元婚約者・布勢夕人(玉置玲央さん)の転落死事件の容疑者だった。ホームドラマでありながら、夫婦の愛を問う“マリッジ・サスペンス”と銘打っている。

 21日に放送された第6話では、布勢を殺害したのは自分だと叔父の考が自首。物語はさらに謎を深めていく。「第6話から第二部とうたっているのですが、ここから、毎回急展開していくストーリーとなっています。全9話なのですが、最終回前の8話で一般的なドラマの最終回の要素をかなり詰め込んでおり、9話では最終回の“その向こう”を描こうと制作中です。大石さんと話して新しいチャレンジに挑んでますので、最後までぜひ楽しみにしていただければ幸いです」と紹介する。

 視聴者の考察も白熱中だが、注目を集めているのは作品タイトル。ひらがなで「しあわせな結婚」としていることから、「死(と隣)合わせな結婚」の伏線ではないか、という声もある。

 「タイトルに関しましては、そこで全部を説明したくない、というのが私の考えでして。『幸せな結婚』よりも『しあわせな結婚』の方がいいなと。余白があれば想像をかきたてるじゃないですか? なので、いろいろな想像をしてもらえているのはうれしいです」

 大石さんが会見で、自身で最初に考案したタイトルが「ネルラという妻」だったと話していたが「大石さんも今では『しあわせな結婚』で良かった、と言ってくれています(笑)」と明かした。

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