映像の世紀バタフライエフェクト:「シリーズ昭和百年」1回目 25日は戦争に突き進んだ宰相たちの”決断”を振り返る

日米開戦を決断した東条英機
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日米開戦を決断した東条英機

 NHK総合の「映像の世紀バタフライエフェクト」(月曜午後10時)は8月25日、「シリーズ昭和百年」(3回シリーズ)の第1回「戦時下の宰相たち」を放送する。平和から一転、国を挙げ戦争へ突き進んだ激動の昭和初期。軍の圧力と国民の熱狂に抗しきれなかった宰相たちの葛藤と決断を振り返る。

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 昭和初期、不況に苦しんでいた日本の状況を打破したのは、満州国建国だった。軍需と輸出の拡大とともに、失業率は改善され、国民は戦争がもたらす好景気を実感する。中国との戦争に歓喜し、さらにアメリカとの戦争を求めていく。新聞も連日勇ましい記事で、国民をあおった。近衛文麿は、外交で対米戦争を避けようと手を尽くすが挫折。後継となった東条英機も対米交渉を続けるが、国民の熱狂を抑えきれなくなり、ついに開戦を決断する。語りは伊東敏恵アナウンサー。

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