北香那:「ばけばけ」で朝ドラ初出演 才色兼備な島根県知事の娘役「作品の良きスパイス的な存在になれるよう」

連続テレビ小説「ばけばけ」で江藤リヨを演じる北香那さん(C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」で江藤リヨを演じる北香那さん(C)NHK

 俳優の北香那さんが、高石あかりさん主演で、9月29日にスタートする2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演することが分かった。北さんが朝ドラに出演するのは初めて。島根県知事・江藤(佐野史郎さん)の娘・ 江藤リヨを演じる。

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 江藤リヨは、才色兼備のお嬢様。英語も堪能で、松江を訪れたヘブン(トミー・バストウさん)に強くひかれていく。

 北さんは「いつかは朝ドラに出演したいと思っていたので、出演が決まった時はとてもうれしかったです。また新たな一歩を踏み出したような緊張感もありました。今回の役は、人から見た時の憎めなさと振り切り方が重要と考えていたので、そのバランスを監督と話し合いながら丁寧に作っていきました。なによりも主演の高石あかりさんが全てを受け止めてくださるのでありがたかったです。とても良い環境で楽しくお芝居をさせていただいています。作品の良きスパイス的な存在になれるよう、努めてまいります。皆様よろしくお願いいたします」と意気込みを語った。

 制作統括の橋爪國臣さんは「県知事の娘・リヨは非常に難しい役どころですが、北香那さんが見事に体現してくださいました。明治の最先端を行く女性としての気品、猪突(ちょとつ)猛進なほどの意思の強さ、そして時折のぞく愛らしさ、そのすべてが感じられるお芝居です。英語のせりふも多いので、そこにもチャレンジしてもらいました」とコメントしている。

「ばけばけ」は、外国人の夫と共に「怪談」を愛し、西洋化が進む明治の日本で埋もれてきた「名もなき人々」に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語。主演の高石さんは松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・セツがモデルのヒロイン・松野トキを演じる。脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などを手がけたふじきみつ彦さんが担当する。

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