注目ドラマ紹介:「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」三谷幸喜脚本、菅田将暉主演の青春群像劇 1984年の渋谷を舞台に若者たちの苦悩、挫折、恋模様描く

連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第1話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第1話の一場面(C)フジテレビ

 三谷幸喜さん脚本、菅田将暉さん主演のフジテレビ系“水10”ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(水曜午後10時、初回30分拡大)が10月1日に始まる。1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、菅田さんは成功を夢見る主人公の劇団演出家・久部三成を演じる。

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 ドラマは、三谷さんの半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。若者文化の中心地として活気づく渋谷の片隅で、まだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様を“三谷ワールド”全開で描く。三谷さんによる25年ぶりのゴールデン・プライム帯民放連ドラで、演出は「コード・ブルー」などの西浦正記さんが務める。

 ミステリアスなダンサーの倖田リカ役で二階堂ふみさん、“三谷青年”をモチーフにした新人の放送作家・蓬莱省吾役で神木隆之介さん、渋谷にひっそりとたたずむ八分(はっぷん)神社の巫女(みこ)・江頭樹里役で浜辺美波さんが出演する。

 また、WS劇場の看板ダンサーのいざなぎダンカン役で小池栄子さん、WS劇場のダンサー・パトラ鈴木役でアンミカさん、WS劇場のダンサー・毛脛モネ役で秋元才加さん、WS劇場の舞台監督・伴工作役で野間口徹さん、WS劇場の用心棒・トニー安藤役で市原隼人さんも出演。

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 交番勤務の純情警官・大瀬六郎役で戸塚純貴さん、案内所のおばば役で菊地凛子さん、ジャズ喫茶「テンペスト」のマスター・風呂須太郎役で小林薫さん、八分神社の神主で樹里の父親の江頭論平役で坂東彌十郎さんも出演する。

 第1話では、昭和59年秋、蜷川幸雄に憧れる演出家の卵の久部(菅田さん)が、路頭に迷っていた。あまりに横暴で、劇団から追放されてしまったのだ。

 あてもなくさまよう久部は、怪しいアーケード街に迷い込む。ストリップ小屋のネオンが光るその商店街は「八分坂」。渋谷駅から8分でたどり着くため八分坂と呼ばれており、そのアーケードにはこう刻まれている。“Pray speak what has happened(何があったか話してごらん)”。

 そして久部は、無料案内所のおばば(菊地さん)に誘われてWS劇場の扉を開き……。

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