緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組を放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は、10月15日放送の「相棒 season24」(テレビ朝日系、水曜午後9時)初回拡大スペシャル「死して償え」を取り上げる。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
2000年に土曜ワイド劇場の一作として誕生した、言わずと知れた人気刑事ドラマ「相棒」。シリーズ誕生25周年となり、警視庁特命係の杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)の“黄金コンビ”が通算11シーズン目に突入する。
記念すべき新シーズン初回は、右京が身分を隠して人間国宝の講談師・瀧澤青竜(たきざわ・せいりゅう、片岡鶴太郎さん)の弟子になるという意外な展開から始まる。冤罪(えんざい)疑惑のある事件の捜査の一環だが、右京が内弟子として使いっ走りなど雑用をする姿は新鮮で面白い。
青竜に気付かれないよう、屋敷内を捜索するハラハラの展開も見どころ。また、右京がとる“衝撃的な行動”には声を出して笑ってしまった。真実を追求するためなら時に暴走する、そんな右京らしさが詰まったシーンだ。
「相棒」の初回といえば政界や警察の大物が登場するが、今回特命係の前に現れるのは、検事総長の臥龍岡詩子(ながおか・うたこ、余貴美子さん)。「相棒」ワールドの大物にしては珍しく(?)臥龍岡は正義感あふれる言動をするのだが、果たしてそれは本心からなのか、物語が進むにつれて明らかになっていく。
“特命係のボス”甲斐峯秋(石坂浩二さん)や、内閣情報官の社美彌子(仲間由紀恵さん)ら、シリーズおなじみの面々も登場。特に、峯秋と右京のあるやり取りは、右京の表情も相まってクスッと笑えるシーンになっている。
同話では、右京と薫は基本別行動で捜査していく。クールで頭脳派の右京と、人情味があり肉体派の薫が、それぞれのルートから真相に迫っていく展開は“ザ・相棒”。そして再び2人が並び立つシーンは、25周年にふさわしいカッコよさだった。
大人顔負けの知識や才能を持つ子供たちが“博士ちゃん”(先生役)としてオモシロ授業を行う番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)。12月6日は午後6時半~8…
俳優の近藤正臣さんが出演し、今年3月にNHK BSで放送されたドキュメンタリー番組「妻亡きあとに ~近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし~」が、12月6日午後3時45分からNHK総合で…
俳優の小澤征悦さんが、12月6日放送のトークバラエティー番組「痛快!明石家電視台」(MBS、土曜午後3時)に出演する。
人気グループ「timelesz(タイムレス)」の松島聡さん、俳優の白洲迅さんがダブル主演する連続ドラマ「パパと親父のウチご飯」(テレビ朝日系、土曜午後11時)の最終回(第10話)…
お笑い芸人のバカリズムさんらが脚本を務めるオムニバスドラマ「ノンレムの窓 2025・冬」が12月21日午後10時半から放送されることが明らかになった。今回が第8弾となる人気オムニ…