もしがく:「覚醒してる!」「かっこええ」“トニー”市原隼人の“ライサンダー”芝居に視聴者興奮(ネタバレあり)

連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第3話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第3話の一場面(C)フジテレビ

 三谷幸喜さん脚本、菅田将暉さん主演のフジテレビ系“水10”ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(水曜午後10時)の第3話が10月15日に放送された。同話では、WS劇場のこわもてで寡黙な用心棒・トニー安藤(市原隼人さん)がシェイクスピアの「夏の夜の夢」に登場する“ライサンダー”の芝居を披露するシーンが描かれ、SNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第3話は、WS劇場の向かいに建つ古アパート・グローブ荘では、久部(菅田さん)が必死に台本を書いていた。シェイクスピアの「夏の夜の夢」を、WS劇場で上演するために書き換えているのだ。

 その姿を、新人の放送作家・蓬莱(神木隆之介さん)が見守っていた。夜食を頼まれた蓬莱は、同じグローブ荘に住むリカ(二階堂ふみさん)の部屋へ。その後、彼女が作った具なしラーメンに文句をつけながらも、久部の手は止まらない。

 リカは久部が書き終えた原稿を読もうとするが、久部は異常なほどにガードする。そんな久部に対し「長いと客が飽きる」「出来るだけせりふは少ない方が助かる」などと2人は言いたい放題だった。すると久部はかんしゃくを起こし、書いていた原稿をビリビリに破ってしまい、書き直しを始める。

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 そして台本が完成してキャストが決まり、ついに練習が始まる。だが、キャストは久部の思うようには動いてくれず、久部は「言われた通りに動いてくれればそれでいいんだ!」と声を荒らげ……と展開した。

 リカたちダンサーや支配人の大門(野添義弘さん)、お笑いコンビ「コントオブキングス」の彗星フォルモン(西村瑞樹さん)らに加え、用心棒のトニーも“ライサンダー”役で渋々参加することに。だが、読み合わせでトニーは小声でしかせりふを読めず、久部は頭を抱える。

 その後、久部はトニーを連れてかつて所属していた劇団のもとを訪れ、チラシを配って公演を宣伝する。そんな中、劇団の主宰者の黒崎(小澤雄太さん)が、自分の劇団のライサンダー役の俳優とトニーで“ライサンダー対決”をしてはどうかと持ち掛けてくる。

 相手が芝居を披露するも、久部は「そのシーンはまだ稽古してない」とその場を去ろうとするが、黒崎は「逃げやがったぞ」と笑い、久部は怒りを露わにする。そんな久部を見たトニーは、ひとり黒崎たちの前に戻り、間近で堂々とライサンダーの芝居を披露。そして、驚きのあまり言葉を失う黒崎たちに「続けるか?」と言い放つのだった。

 SNSでは、俳優としての参加を嫌がっていたトニーの突然の芝居に、興奮する声が続出。「トニーさん!かっこええ」「トニー!?覚醒してる!!」「開眼した!!」「トニーやれるじゃん!」「トニーさん最高だよ」「めちゃくちゃカッコよい」などのコメントが並んだ。

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