べらぼうの世界:山東京伝(北尾政演)は幕府の処罰後も大活躍! 歌川豊国「山東京伝の見世」を読み解くと、さらに発見が

「べらぼうの世界 京伝(政演)・幕府の処罰後も大活躍!」=NHK提供
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「べらぼうの世界 京伝(政演)・幕府の処罰後も大活躍!」=NHK提供

 NHKの教養番組「浮世絵EDO-LIFE」では、同局の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)をより深く楽しむため、物語とリンクした浮世絵が毎週登場。10月17日は、午後6時からBSプレミアム4K、同11時50分からEテレで「べらぼうの世界 京伝(政演)・幕府の処罰後も大活躍!」を放送する。

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 今回紹介するのは、寛政中期ごろに描かれた歌川豊国の「山東京伝の見世」だ。

 江戸・京橋にある、歌舞伎のスターなど有名人客で賑わう「たばこ入れ」の店。戯作者・山東京伝が開いた店だ。京伝は、北尾政演の名で浮世絵師としても活躍と、蔦重の大切なパートナーだった。蔦重と組んで出版した物語が幕府の規制に反したとして処罰されたため、心機一転、この店を開いたのだ。

 彼が自分でデザインしたたばこ入れは、おしゃれだと大人気。そして絵を読み解くと、京伝のマルチクリエーターぶりをさらに発見できる。それは何か……?

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