風、薫る:高嶋政宏が「純ちゃんの応援歌」以来38年ぶり朝ドラ出演 大山巌役は“幸せな役の巡り合わせ”「感動に打ち震えております」

2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で大山巌を演じる高嶋政宏さん
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2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で大山巌を演じる高嶋政宏さん

 見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務める2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」の新たなキャストが、NHKドラマの公式X(@nhk_dramas)で発表され、俳優の高嶋政宏さんが出演することが分かった。大山捨松(多部未華子さん)の夫・大山巌を演じる。

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 高嶋さんは、1988年度後期の朝ドラ「純ちゃんの応援歌」以来、38年ぶりの朝ドラ出演。「実に38年ぶりの朝ドラです! 当時はただただ無我夢中で日々を喘ぎながらも走り抜けていった記憶がありますね」と当時を振り返る。

 本作で演じる大山巌は、“鹿鳴館の華”と呼ばれた貴婦人・大山捨松の夫。時の陸軍卿で、後に初代陸軍大臣となる役どころだ。

 「鹿児島に生まれ、せごどんの背中を追い続け、スイスに留学していた大山巌さんを今回、演じさせて頂きます。実はプライベートで鹿児島を物凄く愛し、さらにスイス人の奥さんがいる僕にとって、こんなにも幸せな役の巡り合わせがあるのか?! と、その感動に打ち震えております。さっそく東京•北の丸の銅像や西那須野の墓所、旧別邸を表敬訪問したんですが、その大きさ、そして何よりも平和を強く望んでいた志を深く感じました。そんな巨大な大山巌さんを『風、薫る』の中に出現させられるよう心して臨ませて頂きます」とコメントを寄せた。

 「風、薫る」は、連続テレビ小説の第114作。明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。主人公の一ノ瀬りんを見上さんが、大家直美を上坂さんが演じる。

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