終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第46回「曽我祭の変」が、11月30日に放送され、毒入り饅頭(まんじゅう)で大崎(映美くららさん)の命を奪った一橋治済(生田斗真さん)の姿に視聴者は戦慄した。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
第46回では、蔦重(横浜さん)は納得する役者絵が仕上がらず行き詰まっていた。そんな中、蔦重と歌麿(染谷将太さん)、2人にしか生み出せない絵を見てみたいと訴えるてい(橋本愛さん)。この思いに突き動かされ、歌麿が再び耕書堂に戻ってくる。
その後、役者絵は完成し、歌舞伎の興行に合わせて、蔦重は絵師・東洲斎写楽の名で絵を売り出す。写楽のうわさは、徐々に江戸市中、江戸城中にも広まっていき、治済の耳にも入る。
迎えた祭りの日、間者となった大崎を使って、写楽の正体は「生きていた源内(安田顕さん)だった」というのをエサに、治済をおびき寄せて仇を討つ予定の定信(井上祐貴さん)たち。しかし、そのエサの一つである戯作の筆跡が「定信のもの」と気づいていた治済は、逆に自分の手の者を祭りに紛れ込ませていた。
定信たちを狙って、毒入り饅頭を配り、さらにそのうちの一つで大崎のことを消した治済は、笑い声を上げながら、祭りを去り……と展開した。
「そ な た が な」と毒入り饅頭を大崎の口へと運んだ治済。SNSでは「饅頭にて餡殺」「餡で暗殺、これが本当の『アン殺』」「餡殺って喬太郎師匠が言ってたな。まさしくまんじゅうこわいで」などと視聴者は反応し、「一橋様、怖い。あんな『そ な た が な』聞いたら寝られない」「『そ な た が な』と饅頭を食わせるシーン、サイコパスな治済に恐怖を抱く場面なんだけど『お・も・て・な・し』みたいなリズムでちょっと笑ってしまった」といった感想も寄せられた。
さらに「治済、魔王か悪魔か」「魔王一橋治済に戦慄した」「治済っちの危険察知能力高過ぎだし、わかった上で周囲を弄ぶの悪魔の所業過ぎるというか魔王だわ」とのコメントのほか、「もおおう詰めが甘いから定信坊ちゃんはー!!!!」「というか定信さま、筆跡でバレるのは詰めが甘い…」「定信君の詰めの甘さー! そういうとこやぞ…ぼんぼんはコレやから…」という意見も多かった。
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