べらぼう:「三浦殿、疑ってごめんなさい」“スパイ説”信じた視聴者が次々謝罪 “曲がったことが大嫌い”な「普通に良い家臣」で

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第47回の場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第47回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第47回「饅頭こわい」が、12月7日に放送され、一橋治済(生田斗真さん)が、蔦重(横浜さん)らの策にハマり、捕えられた後、ひそかに阿波の孤島に送られる……という驚きの展開を見せた。仇討ち成功を知った直後、三浦庄司(原田泰造さん)の行動によって根強くあった“スパイ説”は完全に否定され、SNSではこの説を信じていた視聴者から次々と謝罪の言葉が飛んだ。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第47回では、毒まんじゅうで大崎(映美くららさん)を死に追いやった治済に、追い詰められていく(井上祐貴さん)。蔦重も一時的に店を閉めるが、やがて定信のもとを訪ねると、将軍・家斉(城桧吏さん)を巻き込んだ驚きの策を提言する。それは治済に、逆に毒まんじゅうを食わせるというものだった。

 仇討ち計画は再び動き出し、清水重好(落合モトキさん)の屋敷へとやってきた家斉と治済に“眠り毒”を飲ませることに成功。家斉は治済と顔が瓜二つの能役者・斎藤十郎兵衛(生田さんの一人二役)とともに城へと戻り、本物の治済は阿波の孤島へと送られた。

 仇討ち成功を知った直後に三浦は、本懐を遂げたと言わんばかりの表情でいまは亡き主君・田沼意次(渡辺謙さん)と嫡男の意知(宮沢氷魚さん)に結果を報告。それは“三浦スパイ説”を否定するものだった。

 SNSでは「【朗報】三浦殿、曲がったことが大嫌いだった」「三浦殿の本懐は果たされた。本当に疑ってごめんなさい」「三浦殿、もしかしてスパイかもって疑ってごめん〜〜〜」「三浦殿。最後まで疑ってた。ごめんなさい」「ここ数週間三浦殿を疑ってたので、またごめんなさいをしている」「三浦殿には謝りたい。最後まで間者じゃないかと疑ってたわ…すみませんでした! 普通に良い家臣でした」といったコメントが次々と寄せられた。

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