高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、松江中学の英語教師・錦織友一を演じている吉沢亮さん。2月10日放送の第92回では、ヘブン(トミー・バストウさん)が熊本に行くことを知り、錦織が必死に引き留めようとするシーンがあった。吉沢さんが、ヘブンが熊本に行くと行った際の錦織の心境や、印象に残っているシーンについて語った。
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吉沢さん演じる錦織は、松江随一の秀才で「大盤石(だいばんじゃく)」の異名を持つ。松江中学で英語教師を務め、外国人教師として松江にやってきたヘブン(トミー・バストウさん)をサポートする。トキ(高石さん)とも奇妙な縁で知り合い、深く関わっていく……というキャラクター。
第92回では、江藤知事(佐野史郎さん)から、ヘブンが熊本に行くことを知らされた錦織は、大慌てでヘブンのもとへ駆け付ける。熊本に移住する理由を聞いても「サムイ」としか答えないヘブンを錦織は必死に説得しようとするが……と展開した。
このときの錦織の心境を振り返り、吉沢さんは「ヘブン先生と共に過ごす日々の中で、彼と一緒に面白いものを作っていくことや、彼の成し遂げるものを一番近くで見ていたいという思いが錦織の中で非常に強くなっていくのを感じていました」と説明する。
「単純に友達として隣にいたいという気持ちも大きくなっていたと思うので、突然熊本に行くと聞いた時はもう意味がわからなかったでしょう。パニックというか、悲しいどうこう以前の感覚だったと思います。第14週でヘブンがトキに『(松江に)イテモ、イイデスカ?』と聞いた時点で、彼が松江を離れるなんてことは錦織の頭から消えていたはず。この楽しい生活が永遠に続くと、どこかで思っていたのではないでしょうか」
印象に残っているシーンについては、第66回(1月5日放送)で錦織がヘブンに松江を離れるのか尋ね、ヘブンが「イテモ、イイデスカ?」と涙ながらに答えるシーンを挙げた。
「最初はちゃんと錦織も含めた3人のシーンだったのですが、気づいたら2人が感動的な見つめ合いを始めていて。僕から錦織が一人になるように動いているわけではありません。みんなが錦織から離れていくんです(笑)。本の巧さと演出の巧さがすばらしいシーンでした」
また、第70回(1月9日放送)の結婚パーティーのシーンも印象に残っているといい、「結婚あいさつパーティーの撮影も印象的でした。相当長いシーンを一連で撮っていたのでかなりの集中力が必要でしたが、トキやヘブンをはじめ、皆さんのお芝居に非常に胸を打たれました」と回顧する。
「ただ、『ダラクソがー!』と叫ぶ前にフミさんが『なら皆で一緒にやりません? “家族”一緒に』と言った時は、錦織役の僕は『帰ろっかな……』と思いましたね(笑)。(写真を見返しながら)こうしてみると楽しいシーンばかりでした」
今後の見どころについては「これからは人間ドラマとしての面白さがより濃くなっていきます」とアピール。
「先週(第18週)は寂しさと温かさみたいなものがあふれ返っていて、ふじき(みつ彦)さんの本って本当にいいなと感じました。トキとサワが笑い転げるシーン(第88回)は、台本を読みながら泣きそうになった部分です。今後も、そういう人間の温かさや冷たさが見えてくる展開になるのではないかと思います。引き続き楽しんでいただければうれしいです」
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