高石あかり:「ばけばけ」撮影が「貴重な経験に」 トミー・バストウと支え合った1年 最終週の見どころも

連続テレビ小説「ばけばけ」主演を務める高石あかりさん(C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」主演を務める高石あかりさん(C)NHK

 3月27日に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、主人公トキを演じている高石あかりさん。約1年間の撮影を振り返っての心境や、夫であるヘブン役を演じたトミー・バストウさんへの思い、3月23日からスタートする最終週の見どころについて語った。

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 ◇「ばけばけ」は「全てが完璧」

 朝ドラヒロインになることが、幼い頃からの夢だったという高石さん。撮影を終えた現在の心境について、「『ばけばけ』で良かったという思いが大きくて。『ばけばけ』だったからこそ楽しかったと思いますし、スタッフやキャストの皆さん、題材や脚本、全てが私にとって完璧でした」としみじみ語る。

 「そんな作品で、夢だった朝ドラヒロインをやれたということが奇跡だと思っています。あまりにも自分にフィットしていて、現場もすごく楽しかったですし、作品に携わる全員が尊敬し合えている。そういう現場に1年間携わらせてもらえたのは、本当に貴重な経験になりました」

 高石さんは昨年4月2日から撮影を開始し、今年2月7日にクランクアップを迎えた。撮了の瞬間を振り返り、「最後のシーンを撮り終わった後に、スタッフさんから『少し待っていてください』と言われて。扉が開いたら、これまでに『ばけばけ』で共演したキャストの方々がたくさん来てくださいました」と明かす。

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 「多忙なスケジュールの中、わざわざ大阪まで来ていただいて、『こんなに幸せなことあっていいのかな』と思いました。皆さんの表情がすごく温かくて、なんだか不思議な気持ちでした。やり遂げたという感覚よりは、状況がつかめてないような、信じられない光景を目にしている感じで、本当に終わってしまったのかと、ふわふわとした感覚でした。スタッフとキャストの方々からメッセージ入りのチェキもいただきました。びっしりメッセージが書かれていて、それを一個一個読むと感極まり、私の一生の宝物になったと思います」

 約1年間の濃密な撮影期間をへて、「せりふ覚えが相当早くなりました」と自身の変化を語る。

 「200倍くらい早くなったと思います(笑)。毎日の撮影ですし、せりふが覚えにくいと言っている時間はないので、必死で覚えました。前日に大急ぎで覚えることもあり、これが朝ドラの“洗礼”かなと思いました。あとはふとしたときに、方言が出ることですね。『なして』って、すごい言っちゃいます(笑)」

 ◇ヘブン役トミー・バストウの印象は?

 夫のヘブン役を演じたトミー・バストウさんとは「初めて会ったときから、1年間やっていけるんだろうなというような、すごく気が合う感覚があった」という。物語序盤では、女中と雇い主という関係だったトキとヘブンも、次第に引かれ合い、やがて夫婦となった。

 「劇中での関係が変化するにつれ、どんどんお互いが支えになっている感覚がありました。私の支えでもあるし、トミーさんの支えでもあるという感覚というか。すごく心強いし、トキがヘブンに対して思っている『守りたい』とか『支えたい』とか、そういう気持ちに近い感情を、私もどんどん積み重ねていきました」

 そんなバストウさんの印象について、「すごく自由で、でもすごく周りを見ている方。トミーさんが持っている優しさやチャーミングな部分が、ヘブンというキャラクターにあふれていると思います」と話す。

 「トミーさんだったからこそ、ヘブンというキャラクターがあんなに魅力的で、可愛らしくて、でも怒ると怖くて、役に説得力を持たせていたのだと思います。私は自分の凝り固まった部分を和らげていきたい、『こうでなきゃ』ということを外していきたいと考えるタイプなのですが、トミーさんはそれが全て外れているような方なんです。そんなトミーさんの自由さに引っ張られることがたくさんありました。ヘブンのせりふも役を生きているからこそ出るもので、それが私にとって学びでもありましたし、すごく憧れる部分でもあります」

 ◇最終週は「『ばけばけ』らしいラストに」

 3月23日から始まる第25週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」では、トキとヘブンの2人で書き上げた「KWAIDAN」がアメリカから届く。幸せいっぱいな家族たちだが、その数日後、ヘブンの体調が急変し……と展開する。

 高石さんは最終週の撮影を振り返り、「大切なクライマックスのシーンがあるのですが、テストもほぼせずに、すぐに本番という形だったので、その場面で出たものは“トキそのもの”だったような気がします」と語る。

 「いつかは来るであろうと思っていた瞬間が、どう描かれるんだろうとずっと思っていました。台本を読んだ時に、その場面の描かれ方が想像と違って、それがまた『ばけばけ』らしくて……。決して壮大なストーリーではない、日常を描いた作品だからこそ残せる寂しさがそこにはありました」

 最終週では、トキのモデルとなった小泉セツさんが、夫・八雲との思い出をつづった著書「思ひ出の記」も登場する。

 そんな終盤の見どころについて、高石さんは「第24週では、ついに『怪談』が完成しました。それが2人にとってどういう形になるのか、ぜひ最後までリアルタイムで見ていただけたらうれしいです」と呼びかける。

 「ここまで長い間見ていただき、ありがとうございます。こんなにも愛していただけて、すごくうれしいです。半年間、回を重ねてきたからこその最終回です。『ばけばけ』らしいラストになっていると思うので、ぜひいろんな解釈をして楽しんでいただけたらうれしいです」

「ばけばけ」最新の人物紹介図を公開! 熊本編の登場人物を追加

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
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