テレビ質問状:「ワガノワ 名門バレエ学校の秘密~くるみ割り人形への110日~」Xmas公演に密着

「ノンフィクションW ワガノワ 名門バレエ学校の秘密~くるみ割り人形への110日~」のワンシーン
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「ノンフィクションW ワガノワ 名門バレエ学校の秘密~くるみ割り人形への110日~」のワンシーン

 WOWOWは毎週土曜に「WOWOWオリジナルドキュメンタリー」枠として、「ノンフィクションW」と「国際共同制作プロジェクト」の2番組を両輪に、国内外のさまざまなテーマを扱ったオリジナルのドキュメンタリー番組を放送している。1月30日午後1時からWOWOWプライムで放送される「ノンフィクションW ワガノワ 名門バレエ学校の秘密~くるみ割り人形への110日~」の番組プロデューサーを務めるWOWOW制作部プロデューサーの射場好昭さんに、番組の魅力を聞いた。

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 --番組の概要と魅力は?

 ロシアでもっとも歴史あるバレエ学校、ワガノワ・バレエ・アカデミーで行われる伝統的なクリスマスの「くるみ割り人形」公演に密着したものです。そのシーズンの「初日」主演のマーシャ役を誰が射止めるのか、バレエにかける17、18歳の少女たちの闘いを見つめたものです。

 --今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 日本でも熱心にバレエ教室に通われる方々が多く、この「くるみ割り人形」を生み出したサンクトペテルブルクのロシア最古のバレエ学校ワガノワによる伝統の公演、その過程への興味を持っていただけると考えたからです。

 --制作中、一番に心がけたことは?

 青春をバレエに捧げている生徒さんたちをリスペクトすること。100年以上前から続く伝統の重圧を受け、ご自身の未来を切り開きながら、現代に継承する尊い行いだから。

 --番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?

 一生に一度しかないチャンスを必死でつかもうとしている生徒さんたちの邪魔に決してなることなく、しかもつぶさにその現場を見つめることがディレクターのもっとも苦労したことだったですし、番組を見ていただければ分かるように、予想をはるかに超えた出来事が、実際その中で起こったので、ディレクターもカメラマンもそれに見事に反応しております。

 --番組の見どころを教えてください。

 同じ高みを目指すライバルとの孤独な闘い、一生に一度の、世界への扉を開ける輝かしいステージでの主役の座を目指す少女たちの、そのままで輝かしい姿を、しかとご覧ください。

 --視聴者へ一言お願いします。

 少女たちの夢見る力、厳しいレッスンに挑み、とことんまで負荷をかけ、輝きを手に入れる姿。孤独な中で踊る喜びを表現へと結びつける。映像にここまでオープンに記憶を刻んでくれたワガノワの生徒さんたちに感謝しかありません。

 WOWOW 制作部 プロデューサー 射場好昭

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