BOYS AND MEN:メンバーに聞く<6> 平松賢人 最若手のダンスリーダー「映画の方が優しい」

映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」について語った平松賢人さん
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映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」について語った平松賢人さん

 東海エリア発の男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」(植田尚監督)が29日に公開される。2010年に結成された同ユニットの歴史を、フィクションとノンフィクションを織り交ぜて仕立てた青春ストーリーで、ボイメンのメンバーが自分自身を演じている。メンバーに同作への思いや今後の目標などを聞いた。第6回は平松賢人さん。全10回。

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 映画は、メンバー10人が「ボイメンハウス」と呼ばれる合宿所で同居しているという設定。合宿所での日常や、それぞれの問題や課題に直面しながらも、グループや個人として輝こうと奮闘する姿が描かれる。

 メンバー最年少の平松さん。同作で演じた自分自身の役がどれぐらいリアルか尋ねると「僕、実家暮らしなんです」とメンバーと同居していないことなどを挙げ、「7割がリアル。家にいるときは絶対パンツ(下着)で過ごすので、パンツ姿でいるところはリアルです」と楽しそうに語る。

 劇中では、平松さんが先頭に立ってメンバーとダンスレッスンをする姿も描かれている。実際も平松さんがダンスリーダーを担当しており、中心となってレッスンに励んでいるといい、「仕切っていますね。でも(映画より)本当はもっと強くメンバーに言っちゃってる。言葉が汚くなっちゃうんです。映画(の自分)は、ちょっと優しいね」と明かした。

 また、平松さんは半年~1年ほど前、芸能活動に「危機感を感じた」ことがあると告白する。「何かがあったわけじゃないんですけど、『このままじゃ将来、この世界で生きていけないだろうな』って、急にとても危機感を感じたんです。(それをきっかけに)変わってみよう、変わらなきゃって。自分のキャラをしっかりつけて、(芸能界で)生きていけるだけの力をつけようと思いました」と当時の決意を振り返っていた。

 ナゴヤドーム(名古屋市南区)でのライブや、芝居やバラエティーなどさまざまな面での活躍を目標に掲げる平松さん。10周年を迎える20年にどんなグループでいたいかを聞くと「10年たっても(結成当初から行っている)チラシ配りをしていたい。『あいつらあんなに売れてるのに、チラシ配りをしている』って言われたらかっこいいですよね」と満面の笑みを見せた。

 <プロフィル>

 ひらまつ・けんと。1994年11月14日生まれ。愛知県出身。生放送情報番組「ゴゴスマ」(CBC・TBSほか)のボイメンのコーナー「ボイメンクエスト」などに出演。公開中の映画「クハナ!」に友情出演している。

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