「月刊ComicREX(レックス)」(一迅社)で連載された竹岡葉月さん原作、Tivさん作画のラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「政宗くんのリベンジ」の第2期「政宗くんのリベンジR」が、7月3日からTOKYO MXほかで放送される。8年前に美少女の安達垣愛姫にこっぴどくふられた少年、真壁政宗が、名字を変えて文武両道のイケメンに変身し、愛姫への仕返しのために奮闘するラブコメディー。第1期が放送されたのは、2017年1~3月で、約6年ぶりに新作アニメが放送されることになったことも話題になっている。ヒロインの安達垣愛姫(あだがき・あき)役の大橋彩香さん、小岩井吉乃(こいわい・よしの)役の水瀬いのりさんに同作への思い、約6年の変化について聞いた。
◇サプライズにびっくり 口が懐かしい
--第2期の制作が決まった際に感じたことは?
大橋さん 第2期があればとは思っていましたが、6年もたっているし……と思っていたので、うれしかったですし、びっくりしました。第1期のオープニングテーマ「ワガママMIRROR HEART」は、この6年間、フェスなどでずっと歌わせていただいていて、すごく人気があるんです。第2期を心待ちにしている方がいっぱいいて、皆さんの応援でこのように実現したことがうれしかったです。
水瀬さん エイプリルフールに「第3期制作決定」と発表され、その後に第2期が発表されたので、ウソだけどウソじゃない……とこの作品らしい疑心暗鬼になる発表が印象的でした。私も一読者として吉乃がどうなっていくかを知っていますし、心構えが必要な第2期になりそうだとは感じていました。もう一度しっかりと作品と向き合うという意味では、ちょっと緊張感が走るような気持ちでした。
--第1期の収録以降、アニメ以外で「政宗くん」のキャラクターを演じたことはあった?
大橋さん&水瀬さん なかったんです。
水瀬さん 第2期の予兆みたいなものもなく、突然だったので、びっくりしました。こういうサプライズもあるんだな……と思って。
大橋さん そうですよね。こういうこともあるんだ……と思いました。
--久しぶりに演じる中で感じたことは?
大橋さん 最初は、どうしよう!?となりました。第1話の収録の時に「ちょっと老けているね」というお話があり、6年分、年を重ねたところが出てしまったみたいでして。収録を重ね、みんなの声を聞いている中で、どんどん感覚を取り戻しました。皆さんの力をお借りしながらできました。
水瀬さん 私も同様に、こんな感じだったかな?となりながら演じていました。「豚足」など吉乃を演じる上で大事なワードを口にした時、吉乃が降りてくる感じがしました。「豚足」でチューニングして、ぶっきらぼうでドライ、愛姫様に対してオドオドしていて……と軸を合わせていきました。口が懐かしいんですよね。
--第2期になって改めてキャラクターについて気付いたこともあった?
大橋さん 最初の頃は“残虐姫”という印象がすごく強く、お嬢様で高貴な印象、近寄りがたいイメージもありましたが、どんどん柔らかくなって、一人の普通の女の子であることに徐々に気付いたところもあります。普通の女の子として接してもらいたい気持ちもあるでしょうし、第1期の時からツンデレなところはありましたが、第2期はデレの部分が強くなり、ちょっと大人っぽい印象にもなりました。以前はすぐにカッとなるところもありましたが、大人になったと感じています。
水瀬さん 第1期の時は、二面性があり、頭がいい子だと思いながら演じていましたが、第2期で演じるにあたり、原作を読み直すと、頭がよすぎるが故に苦しんでいるところも見えてきました。人の考え、人の視線に対して敏感だからこそ、彼女は先回りができてしまいますが、それは苦しいことでしょうし、演じていても難しいところです。第1期と大きく違うのは、第1期は愛姫様のそばにいたけど、第2期ではちょっと違ったポジションになるところもあります。演じていても変化を感じました。
--デザインも変わり、少し大人っぽくも見えます。
大橋さん 目がキラキラしていて、色彩もはっきりしていますよね。服のデザインも大好きですし、あのシーンはどうなるんだろう?とすごく気になります。
水瀬さん ビジュアルからもみんなの成長を感じました。第2期は、ドタバタラブコメだけではなくて、それぞれの心の繊細な動きも描かれますし、すごくマッチしそうですよね。
--第1期ではお二人でラジオ「あやか・いのりのラジオは豚足の始まり」のパーソナリティーを務めていました。当時の思い出は?
大橋さん カップ焼きそばかな?
水瀬さん 私はカップ焼きそばを食べたことがなかったんです。ご飯を食べるという挑戦的なラジオでした。“豚足”も食べたよね。
大橋さん 食べた! あれからカップ焼きそばを食べた?
水瀬さん 食べた!
◇第2期の“リベンジ” 修学旅行の思い出
--政宗役の花江夏樹さんの印象は?
水瀬さん 私が花江さんとほかの作品でご一緒させていただく時、カリスマ的なキャラクターを演じられていることが多いのですが、「政宗くん」では三枚目なキャラクターなので、ギャグっぽいお芝居をする花江さんを見ると、「政宗くん」の現場に帰ってきた!となります。
大橋さん 「ラブコメが珍しい」とおっしゃっていましたね。私は「政宗くん」でしか共演させていただいたことがないので「君の瞳にライジングサン」のイメージが強いです。久々に共演させていただいて、うれしかったです。第2期もノリノリで、笑いそうになりながら収録していました。
水瀬さん 懐かしい感じがしますよね。愛姫の親衛隊の皆さんとの共演も懐かしかったです。
大橋さん 変わらなくてうれしかったです。
--第2期は、フランスへの修学旅行も描かれ、フランス人のミュリエル・ベッソン、フランク・ベッソンという新キャラクターも登場します。
大橋さん ミュリエルはアニメになると絶対に可愛い!と思っていました。目がキラキラしているんですよね。政宗と愛姫の関係に大きく影響を与えるキャラクターですし、楽しみですね。
水瀬さん 普段の学園生活とは違ったシチュエーションで、しかも海外ですし、ドキドキのサプライズ的なところもあって、見どころになっています。ミュリエルはすごく可愛いし、完璧なヒロインではなく、変な子でして、そこが魅力だと思います。
大橋さん みっく(ミュリエル役の伊藤美来さん)がすごく可愛くて、ニコニコしていました。楽しみにしていてください!!
--大橋さん、水瀬さんはフランスにどんな印象を持っている? 修学旅行の思い出は?
大橋さん フランスに行ったことはないですね。パスタが好きなので、イタリアに行ってみたい気持ちがあるんですけど、フランスだとフランスパンかな? 修学旅行は沖縄だったんですけど、思い出は……すごくいっぱい食べました! ホテルで先生が見回りをする中で、どうやって夜更かしするのか……とコソコソするのが楽しかったです。スーツケースの上でジェンガをやって、大きな音を出して、怒られたり。
水瀬さん 私もフランスに行ったことがないんです。パリのディズニーランドに行ってみたいですね。高校の修学旅行はお仕事の都合で行けなかったし、中学の時は震災の影響でなくなったので……。大人になって仲のいい人たちとキャンプっぽいことをして、お魚をつかんだりしたことがありました。学生時代にできなかったことを大人になってできて、楽しかったですね。
--第2期で「リベンジ」できたことは?
大橋さん リベンジしたいことが山積みです。第1期はみんなで収録していましたが、第2期はコロナ禍の収録だったので、みんなではできませんでした。いつかまた、みんなで収録したいですね。
水瀬さん 第1期の時は、皆さんとあんまりしゃべることができませんでした。私のダメなところなのですが、なかなか自分からお話ができなくて、もっと話したかったな……と思っていたので、今回は空き時間におしゃべりできて、ちょっとリベンジできました。
大橋さん 確かにお話ししましたね。私も人見知りを直さないと!と思いました。
水瀬さん へごちゃん(大橋さん)は、明るいムードにしてくれますよね。
◇6年の成長 優しい先輩になりたい
--この6年で変化、成長したことは?
大橋さん 自分のバースデーイベントでも「人に興味を持って犬のように懐いていきたい」と言ってきたのですが、ここ数年で少しずつ変化しているような気がします。愛姫ちゃんと一緒で素直になれないところもあったのですが、素直に話せるようになったのかな?
水瀬さん 私は人見知りであることは変わっていないんですけど、以前は、誤解されてもいいや……と諦めちゃったり、保守的なところもあったのですが、そこが変化しているかもしれません。私も傷つきやすいからこそ、人を傷つけないようにしたいという気持ちが強くなってきたんです。後輩ができたことも大きいかもしれません。自分が先輩に優しくしていただいたように、私も優しい先輩になりたいと思うようになってきたんです。
--6年たつと先輩になる機会が増えたんですね。立場が人を変えるところもあるのかもしれません。
大橋さん 確かに以前は、私が一番年下の現場が多かったですしね。
水瀬さん せっかくなら優しいお姉さんと思ってほしいですしね。自分で何かを変えたというよりは、環境によって変化したのかもしれません。
--最後に放送を楽しみにしている人にメッセージをお願いします。
大橋さん 6年ぶりということで、皆さんもう待ちに待った第2期だと思います。原作にないシーンも補完しながらすごく大切にスタッフの皆さんがアニメ化していますし、楽しく演じさせていただきました。ぜひお楽しみください!
水瀬さん 6年ぶりの第2期ということで、私たちもびっくりしました。突然だったので、驚かれた方も多いと思うのですが、こんなにうれしいサプライズだったら、いくつあっても困らないくらい幸せな出来事だと思います。時間をかけた分だけ、スタッフの皆さんや私たちの愛情を注ぎました。あますことなく楽しんでいただけたら、うれしいです。
今年6月に約6年の連載に幕を下ろしたマンガ「政宗くんのリベンジ」の“その後”を描く短期集中連載「政宗くんのリベンジ after school」が、27日発売のマンガ誌「月刊ComicREX(レックス)」(一迅社)11月号でスタートした。
「政宗くんのリベンジ」は、竹岡葉月さん原作、Tivさん画のマンガ。8年前に美少女の安達垣愛姫(あだがき・あき)にいじめられた少年、真壁政宗(まかべ・まさむね)が、名字を変えて文武両道のイケメンに変身し、愛姫への仕返しのために奮闘する……というラブコメディー。
テレビアニメが2017年1~3月に放送された。
「月刊ComicREX(レックス)」(一迅社)で連載されたTivさん画、竹岡葉月さん作のマンガが原作のテレビアニメ「政宗くんのリベンジ」の第2期「政宗くんのリベンジR」が、2023年春に放送されることが分かった。追加キャストも発表され、伊藤美来さん、加瀬康之さんが出演することが分かった。伊藤さんは、眼帯をしたフランス人の美少女、ミュリエル・ベッソン、加瀬さんはミュリエルの兄であるフランク・ベッソンをそれぞれ演じる。
アニメで安達垣愛姫を演じる大橋彩香さんがオープニングテーマ(OP)「Please,please!」を担当することも発表された。大橋さんは第1期に続き、OPを担当することになった。第1弾PVが公開され、楽曲がお披露目された。PVには、真壁政宗、安達垣愛姫が修学旅行でパリを訪れ、ミュリエル・ベッソンと出会う様子が描かれている。
大橋さんは「今回もオープニング主題歌を担当させていただけてとってもうれしいです!! ありがとうございます!! 『Please、お願い!!』という気持ちをたくさん込めて歌わせていただきました。愛と疾走感にあふれた楽曲にどんなオープニング映像がつくのか、今からすごく楽しみです!!」とコメントを寄せている。
日本のアニメやマンガに興味を持つオタクのミュリエル・ベッソンを演じる伊藤さんは「(ミュリエルは)好きなものや自分の夢に真っすぐでオタク気質なところも魅力的な子です!」と話し、「ミュリエルが慣れない日本語を一生懸命お話しする様子や彼女の持っている日本へのリスペクトの気持ちをアニメでもしっかりお届けできるよう大事に楽しく演じていけたらと思います」と意気込みを語っている。
裏社会の仕事をするフランク・ベッソンを演じる加瀬さんは「(フランクの)最初の印象は、かっけ~!でした。裏社会のBOSSらしく攻めていきたいと思います」と話し、「ミュリエル(妹)思いの優しい?兄フランクをよろしくお願いします」と話している。
真壁政宗役の花江夏樹さん、安達垣愛姫役の大橋さん、小岩井吉乃役の水瀬いのりさんが登壇する第2期の先行上映会が、2023年1月7日にユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)で実施されることも発表された。
「政宗くんのリベンジ」は、8年前に美少女の安達垣愛姫にいじめられた少年、真壁政宗が、名字を変えて文武両道のイケメンに変身し、愛姫への仕返しのために奮闘する……というラブコメディー。テレビアニメ第1期が2017年1~3月に放送された。
◇キャスト(敬称略)
真壁政宗:花江夏樹▽安達垣愛姫:大橋彩香▽小岩井吉乃:水瀬いのり▽藤ノ宮寧子:三森すずこ▽双葉妙:田所あずさ▽朱里小十郎:早見沙織▽早瀬絹江:小倉唯▽早瀬千夏:大亀あすか▽雅宗兼次:斎賀みつき▽ミュリエル・ベッソン:伊藤美来▽フランク・ベッソン:加瀬康之
「月刊ComicREX(レックス)」(一迅社)で連載されたTivさん画、竹岡葉月さん作のマンガが原作のテレビアニメ「政宗くんのリベンジ」の第2期「政宗くんのリベンジR」が、7月3日からTOKYO MXほかで放送されることが分かった。主人公・真壁政宗が安達垣愛姫、小岩井吉乃、ミュリエル・ベッソンらヒロインに囲まれるキービジュアル、政宗と愛姫のせりふが流れる新たなCMも公開された。
「政宗くんのリベンジ」は、8年前に美少女の安達垣愛姫にいじめられた少年、真壁政宗が、名字を変えて文武両道のイケメンに変身し、愛姫への仕返しのために奮闘する……というラブコメディー。テレビアニメ第1期が2017年1~3月に放送された。
◇キャスト(敬称略)
真壁政宗:花江夏樹▽安達垣愛姫:大橋彩香▽小岩井吉乃:水瀬いのり▽藤ノ宮寧子:三森すずこ▽双葉妙:田所あずさ▽朱里小十郎:早見沙織▽早瀬絹江:小倉唯▽早瀬千夏:大亀あすか▽雅宗兼次:斎賀みつき▽ミュリエル・ベッソン:伊藤美来▽フランク・ベッソン:加瀬康之
「月刊ComicREX(レックス)」(一迅社)で連載されたマンガが原作のテレビアニメ「政宗くんのリベンジ」の第2期「政宗くんのリベンジR」が制作されることが話題になっている。テレビアニメ第1期が放送されたのは2017年1~3月で、約5年の時を経て、第2期の制作が発表された。なぜ、5年もかかったのだろうか? 原作の連載も2018年には終了している。フリューの吉沼忍プロデューサーに“リベンジ”の裏側を聞いた。
◇第2期を即決できなかった理由
「政宗くんのリベンジ」は、8年前に美少女の安達垣愛姫(あだがき・あき)にいじめられた少年、真壁政宗(まかべ・まさむね)が、名字を変えて文武両道のイケメンに変身し、愛姫への仕返しのために奮闘する……というラブコメディー。
第1期の放送前から第2期の制作が決まっているアニメもあるが、「政宗くんのリベンジ」はそうではなかった。第2期の制作を後押ししたのは、配信、原作コミックスが好調だったことにあるという。
「テレビ放送後に作品全体の回収状況を踏まえて続編の判断をしていきますが、当時は原作が完結していないこともあり、即決で判断する感じではありませんでした。通常テレビ放送が終了すると一旦落ち着くのですが『政宗くんのリベンジ』は放送後も配信や海外、原作コミックスの反響がよく、粛々と伸びた作品でした」
「政宗くんのリベンジ」は深夜アニメとして放送された。近年、深夜アニメは、配信・海外がビジネスの軸になりつつある。同作は第1期の放送終了後の配信が好調だったこともあり、第2期の制作が決まるまで時間がかかってしまった。
「ジャンルがラブコメでしたので当時の配信はアジア圏が非常に好評でした。放送前に営業して初めに配信の売り上げのMG(最低保証)を設定します。放送後のランニングロイヤリティーがMGの倍以上伸びたことも人気の高さだと感じています。時間が経過してしまいましたが、海外を含めて作品全体として好評を得ていましたので、改めて関係各所へ確認し、第2期の制作が決定しました」
◇エイプリルフール発表の裏側
第2期の制作が発表されたのは4月2日だった。その前日、4月1日のエイプリルフールに「第3期制作決定」と書かれた“エイプリルフールイラスト”が公開されたことも話題になった。エイプリルフールの“ウソの発表”を受けて、「やっぱり第2期はないのか……」と落胆したファンも翌日のまさかの発表に、驚き、歓喜した。
「第2期発表のインパクトを、どのタイミングで置いたらよいか? 今回はエイプリルフールで前振りをし、翌日に本決定を設定しました。発表後、ツイッターほかの反応が非常によく、改めて人気の高さを感じています。原作巻数にもよりますが、2クールで企画をスタートしない作品は、続編がない場合がありますが、製作側としても作品を完結させたいので今回、続編の機会をいただき皆様の期待感も受け、責任と感謝を強く感じています」
第2期について「テレビ放送から約5年経過して、第1期の続き、原作は後半のエピソードになります。シナリオ会議では特にキャラの感情、心理描写を深く追求していきました。また、改めてキャラクターはリファインを行い、本編の回想シーンも新規で描き下ろして第1期との差別化も図っています。アニメーションはファンの力、応援があり、制作できるものと考えていますので、今後の発表も含め、応援よろしくお願いいたします」というから期待が高まる。
今後も“リベンジ”はまだまだ続いていきそうだ。