朝ドラ:NHK放送総局長が好調の理由分析 「15分の見事な完成度」

NHK連続テレビ小説「あさが来た」で主演を務める波瑠さん
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NHK連続テレビ小説「あさが来た」で主演を務める波瑠さん

 視聴率が好調な「あさが来た」などNHK連続テレビ小説(朝ドラ) について、同局の板野裕爾放送総局長は、16日の定例会見で「15分で山があり、見事な完成度がある。朝は出かける前で忙しい。長いものはできない」とコメントした。

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 一方で、最近テレビドラマは視聴率で苦戦しているといわれているが、板野総局長は「ネット社会で長い時間、テレビの前に座る人が減るという指摘もある。ただ、1時間見てもらえないわけでもない。長い番組でもできるんじゃないか、とも思う。ドラマ離れの可能性もあるが、新しいもの、見たいものを現場の人に頑張ってもらいたい」とエールを送った。

 「あさが来た」は週間平均視聴率が11週連続で20%の大台を超えるなど好調で、4日の放送では自己最高となる平均視聴率27.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。朝ドラでは2014年の「花子とアン」の最高視聴率25.9%(同)と、2013年放送の「あまちゃん」の最高視聴率27.0%(同)を超える記録となり、2013~14年放送の「ごちそうさん」の最高視聴率27.3%(同)も視野に入っている。

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