生瀬勝久:“夜食”ドラマに意気込み 見どころは「私のはしの使い方」

深夜ドラマ「ドラマ24『侠飯~おとこめし~』」の会見に出席した生瀬勝久さん
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深夜ドラマ「ドラマ24『侠飯~おとこめし~』」の会見に出席した生瀬勝久さん

 俳優の生瀬勝久さんが11日、東京都内で行われた主演の深夜ドラマ「ドラマ24『侠飯~おとこめし~』」の会見に出席。「孤独のグルメ」(同)などに続く“夜食ドラマ”として注目されている同作。生瀬さんは「非常に魅力ある番組の主役ということで意気込んでいる。金曜の夜、おなかがちょうどすくときに見るときっと食べたくなるそんな魅力ある作品」と話し、「ヤクザの組長役なので、基本的に礼儀と作法はきっちりしている。だから見られた方は私のはしの使い方や包丁さばきとか食事の作法なんかを参考にして。私ははしの持ち方が非常にきれいなんです」と自画自賛でアピールした。

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 料理好きのヤクザの組長・柳刃竜一を演じる生瀬さんは、「笑いが全くない役に挑戦している。“封印”されるというのは何となくもぎ取られる感じだけど、どちらかというと、普段の僕の反社会的な生きざまを出せれば。ほとんど普段、私は反社会勢力なんで、そういうのが画面に出していければ」とジョークを交えて意気込みを語った。

 会見には共演の柄本時生さん、内田理央さんも出席。柄本さんについて、生瀬さんは「僕は時生君のお父様(柄本明さん)に憧れてこの世界に入ったので、その息子さんということで最初の方はリスペクトしていたんですが、今では同じ土俵の上ということで、ガンガンいじめています」と冗談めかして語りつつ、「お芝居が“前に出る”方なので僕はすごく好きな俳優さん。“引いて芝居”とか“雰囲気芝居”を全くされないので」と絶賛していた。

 ドラマは、福澤徹三さんの小説「侠飯~おとこめし~」(文春文庫)が原作。突然ヤクザの抗争に巻き込まれた就活中の大学生・良太(柄本さん)が、命を救ってくれた柳刃組組長の柳刃竜一(生瀬さん)を自室でかくまうことになり、柳刃が冷蔵庫の残り物で独創的な料理を作って、ヤクザと大学生の「飯」でつながった奇妙な共同生活が始まる……という内容。15日から毎週金曜深夜0時12分放送。

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