葵わかなさん主演のNHKの連続テレビ小説「わろてんか」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、25日から第13週「エッサッサ乙女組」に入る。大正10年の秋、大阪屈指の寄席経営者となったてん(葵さん)と藤吉(松坂桃李さん)。「北村笑店」では、島根の伝統的な踊り「安来節(やすぎぶし)」に強い関心を持った藤吉の考えで、4人のうら若き乙女を踊り手としてスカウトする。てんは彼女たちを次のスターに育てるため、“大阪の母”になろうとするが……。
ウナギノボリ
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北村笑店は傘下に芸人200人以上、寄席15軒を抱える大会社に成長。藤吉は次なる仕掛けとして、風太(濱田岳さん)の見つけてきた「安来節」に関心を持ち、急いで島根へ。てんを大阪から呼び、安来で大々的な踊り子の選考会を開く。そこで都(大後寿々花さん)はじめ優秀な娘たち4人を選び、大阪へ連れ帰って安来節を売り出すためけいこを始める。しかし、4人の息が合わずバラバラで、業を煮やした風太が監督役を買って出る。
「わろてんか」は、京都の老舗薬種問屋の長女で、笑いをこよなく愛するヒロイン・藤岡てんが、大阪を日本一の笑いの都にしていく姿を描く一代記。脚本は吉田智子さん。全151回。
第12週「お笑い大阪 春の陣」は、寺ギン(兵動大樹さん)から芸人を差配してもらえなくなり、てんと藤吉は自分たちが太夫元(たゆうもと)となって芸人たちを月給制で雇うことを決める。月給制のうわさを聞きつけた寺ギン傘下の芸人が、北村笑店に入りたいと連日詰めかけ、寺ギンは激怒。さらに圧力を強める寺ギンは、休業に追い込まれた北村笑店の寄席を買収しようと押しかけてくるが……という展開だった。
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