中村倫也:「凪のお暇」で人たらしの“隣人”役 黒木華、高橋一生と三角関係に?

連続ドラマ「凪のお暇」に出演する中村倫也さん
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連続ドラマ「凪のお暇」に出演する中村倫也さん

 俳優の中村倫也さんが、女優の黒木華さん主演で7月から放送される連続ドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが6月14日、分かった。中村さんは、主人公・大島凪(黒木さん)が人生をリセットして住むアパートの隣人・安良城(あらしろ)ゴンを演じる。

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 中村さん演じるゴンは、出会う全ての女子が彼を好きになってしまう、人たらしのイベントオーガナイザー。腕には入れ墨があり、毎晩クラブ仲間と部屋で飲み騒いでいて、どこか危険な匂いのする男。最初は警戒していた凪だが、ゴンが持つ優しく温かい空気に次第に心を許していく。ゴンは、ぬるっと女性の心のすき間に入っていく男で、物語をかき乱すキーパーソンになるという。

 「凪のお暇」は、コナリミサトさんがマンガ誌「Eleganceイブ」(秋田書店)で連載中の人気マンガが原作。常に場の空気を読み、周りに同調することで自分の平和を保ってきた28歳の家電メーカー勤務の大島凪が主人公。人の顔色をうかがう凪は、同僚からいじられ、ダメ出しされ、理不尽な仕事を振られ放題の毎日で、さらには付き合っていた彼氏の一言がきっかけで心が折れてしまう。そこから凪は自分を見つめ直し、人生のリセットを決意。会社を辞め、マンションも解約し、彼氏を含め関わっていた全ての人たちとの連絡を絶ち、人生の再生を図ろうとする……というストーリー。凪の元カレ・我聞慎二(がもん・しんじ)役で高橋一生さんも出演する。

 中村さん、中井芳彦プロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇中村倫也さんのコメント

 原作・台本を読ませていただき、登場人物たちがとても個性的でそれぞれ葛藤や悩みを抱え、自問自答しながら必死に生きていく姿に不思議とほっこりしました。僕が演じるゴンという役は、凪が住んでいるアパートのお隣さんで、一見やばそうな雰囲気を醸し出しているのですが、実はとても優しく穏やかな性格。悩みなんてないように見えますけど、実は周りから自分を理解してもらえないという悩みがあって。表面だけでは分からないゴンが抱えている孤独感をしっかり背負いながら演じていけたらいいなと思っています。

 人間が言葉で言い表せないような面白い部分の人間模様が存分に描かれているドラマになっています。ぜひ、ご期待ください。

 ◇中井芳彦プロデューサーのコメント

 誰からも愛される男、だけど自身は孤独を抱えて生きているゴンという役を、中村倫也さんにぜひとも演じていただきたく、今回思い切ってオファーさせていただきました。主人公との恋愛とともに、彼自身の内側からの成長も描こうと思っています。彼がどんな未来を選び、どんな結末を迎えるか、最終回まで楽しんでいただけたらと思います。

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