アニメ化もされたビーノさんの学園コメディーマンガが原作の連続ドラマ「女子高生の無駄づかい」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)の第6話(2月28日放送)にタレントの彦摩呂さんが出演することが28日、明らかになった。彦摩呂さんは、ボカロPの低所得Pことワセダ(町田啓太さん)が出店した同人誌即売会「ボーカロイドマイスター」で、隣のブースに居合わせたボカロPのピーナッツPを演じる。
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ピーナッツPは、原作でも人気のアクの強いキャラクターで、しゃべるときに「湯切りに失敗したカップ焼きそば」「5歳児が食べ散らかしたピスタチオ」といったおかしな例えを繰り出すのが特徴だ。
中でも彦摩呂さんは、「一晩寝かせたピーナッツバターだよね。興奮しちゃうよな」というせりふが気に入ったという。「まったく意味不明のようで、ちょっと分かるような。ねっとりとした感触と、一晩寝かすことで、味がなじんで奥行きを出してくれるような……」と分析しつつも、最後には「言いながら分からなくなってきました(笑い)」と混乱した様子だった。
「女子高生の無駄づかい」は、さいのたま女子高等学校(通称・さいじょ)を舞台に、個性的な女子高生たちの日常を描く。岡田結実さんが問題児の主人公、田中望(通称・バカ)を演じ、恒松祐里さんがアニメやマンガを愛する菊池茜(通称・ヲタ)役、中村ゆりかさんが頭は良いが感情が“死滅”している鷺宮しおり(通称・ロボ)役、福地桃子さんが重度の“中二病”を患う山本美波(通称・ヤマイ)役、町田さんがクラス担任の佐渡正敬(通称・ワセダ)役で出演している。
――見た目も中身もアクが強すぎる、原作でも人気キャラクターのピーナッツ。演じた感想は?
ピーナッツの原画を見たときに親しみがあふれてきましたし、自分が演じられることもうれしかったです。ちなみに今回Tシャツ以外はすべて自前で用意させていただきましたので、ワクワクです。そして劇中の汗も自前です(笑い)。髪形などもメークさんが丁寧に作ってくれたのですが、鏡の前でどんどんピーナッツに変身していったのが面白かったです。
――「ボーカロイドマイスター」会場シーンの撮影はいかがでしたか?
実際に活躍されているアイドルとファンの皆さまが参加されていて、どおりでリアルだなとビックリしました。
――分かりにくい例えを連発するピーナッツですが、今回の中ではどのせりふが好きでしたか?
「一晩寝かせたピーナッツバターだよね。興奮しちゃうよな」ってせりふです(笑い)。まったく意味不明のようで、ちょっと分かるような。ねっとりとした感触と、一晩寝かすことで味がなじんで奥行きを出してくれるような(笑い)。……言いながら分からなくなってきました(笑い)。
――現場ではワセダ役の町田啓太さんと共演しましたが、いかがでしたか?
町田啓太さんは他のドラマなどでも拝見していました。めちゃくちゃカッコいい俳優さんで演技もすてきです。このドラマも拝見して、コミカルな演技に好感度と親近感を覚えてファンになりました! 撮影中も地元の話や、そこの特産品、おいしいお店の情報など気さくに話していただいて……(笑い)。芝居の中で、ワセダがピーナッツにタオルを借りるシーンがあるのですが、渡す前に顔面の汗を拭いてから渡したら、何とも言えない表情で素晴らしいお芝居で受けてくれました。うれしかったです。
――ドラマ「女子高生の無駄づかい」を彦摩呂さん流に表現するとしたら? また、視聴者へ「ピーナッツのここに注目して!」というメッセージもお願いします。
このドラマを彦摩呂が例えるなら、「まさに女子高生の無駄づかいは、ドラマの日替わりランチや~~~!!」です(笑い)。毎回、キャラの濃い生徒と先生のエピソードが飽きさせない。最高です!! そしてピーナッツの見どころは、ワセダを見送ったときの笑顔です。
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