俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の第12回「十兵衛の嫁」(4月5日放送)から、明智左馬助(秀満)役で間宮祥太朗さんが登場する。間宮さんは今回の出演にあたり、「初めての大河ドラマで、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、長谷川博己さんにいろいろ教えていただきながら、精いっぱい左馬助を演じさせてもらっています。一番苦労しているのは、所作や言葉づかいですね。撮影を重ねるほどに少しずつ慣れてきましたが、まだまだです」と話している。
ウナギノボリ
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左馬助は明智光安(西村まさ彦さん)の嫡男で、光秀のいとこ。光安の死後、光秀と行動を共にする頼りがいのある青年で、後に光秀と共に「本能寺の変」を引き起こす。
間宮さんは「左馬助はまだ若く、目の前で起こっている出来事について、自分なりの考えはあるものの、光秀さんの背中を見ながら勉強している段階です。それは、役者として僕が長谷川さんの背中を見ながら走り続けているのと重なります」と印象を明かしている。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。
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