泣くな研修医:柄本時生、白濱亜嵐は「すごく心の優しい人だな」 同期の研修医役で初共演

連続ドラマ「泣くな研修医」で柄本時生さんが演じる滝谷すばる=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「泣くな研修医」で柄本時生さんが演じる滝谷すばる=テレビ朝日提供

 ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐さん主演で4月24日にスタートする連続ドラマ「泣くな研修医」(テレビ朝日系、土曜午後11時)。主人公・雨野隆治(白濱さん)と同期で、柄本時生さん演じる1年目の研修医、滝谷すばるを紹介する。

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 ◇サラリーマン経験もつ研修医 「おっさんだけど、やる気だけは負けねぇ」

 ドラマは、現役外科医の中山祐次郎さんの小説デビュー作にしてベストセラーとなった同名小説(幻冬舎文庫)が原作。若い研修医たちの青春群像劇であるとともに、現代の医療界が抱える問題を描く意欲作だ。

 柄本さん演じる滝谷は、医学部を出たものの一般企業に就職し、3年間務めていた過去を持つ。そのため、医師としてのスタートが遅いことに負い目を感じている。優秀なサラリーマンだったともいえず、その分、優秀ではない人間の悩みが分かるが、素直すぎてだまされやすい性格。「おっさんだけど、やる気だけは負けねぇ」と自負を持つ。

 柄本さんは、そんな滝谷について「少し要領が悪いけど、ほかの研修医よりも一番年上で、社会人も先にやっていたというちょっとしたプライド持っている役なのですが、僕は役のことを深く考えちゃうと訳が分からなくなってしまうので(笑い)。現場の空気を大切にして演じていけたらなと思っています」とコメント。

 続けて、「主演の白濱さんとは初共演なのですが、本読みの時に野村周平くんと僕がしゃべっているところにわざわざ来てくれて、しゃべってくれたんですよ! すごく心の優しい人だなと思いました。実はオープニングで僕たち踊るんですけど、僕、本当にダンスがダメで……。本当に助けていただきたいと思っています」と語っている。

 ◇初回ストーリー

 地方の大学を卒業した雨野隆治は、一日も早く一人前の医師になるという夢を持ち、研修医としてやる気に満ちていた。しかし、待っていたのは、「兵隊」「伝書鳩」「さすまた」と言われ、医師たちが機嫌良く仕事ができるようにするため「サポート」と呼ばれる雑用をこなす毎日だった。

 その上、患者を前にしてもまともに動けず、救急患者が運ばれてきたときにはうろたえるばかりで、何もできないどころか器材をばらまいてしまう始末。理想と現実は程遠く、結局、救急患者は指導医の佐藤玲(木南晴夏さん)がすべて対応することになった。だが、隆治は、同期研修医の川村蒼(野村周平さん)、滝谷すばる、中園くるみ(恒松祐里さん)には、まるで自分がやったかのように見栄を張る。

 そんなある日、14歳の女の子が母親に付き添われながら、腹痛で救急外来にやってくる。虫垂炎と診断され、手術は後日行われることになったが、どの医師も「忙しい」と誰もやりたがらず、隆治が担当に。そんな中、病院内でトラブルが発生。川村と滝谷が取っ組み合いのケンカを起こす……。

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