俳優の森山未來さんがWOWOWの開局30周年記念プロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」で監督を務めた作品「in-side-out」が、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2021(SSFF & ASIA 2021)」のジャパン部門にノミネートされたことが4月27日、分かった。同部門でグランプリに選ばれると、来年の米アカデミー賞短編部門にノミネートする権利が与えられる。結果は6月21日に発表される。
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「in-side-out」は、永山瑛太さん演じる、引きこもり生活が長い主人公の妄想と現実の“はざま”を描くという内容。森山さんは「個人的には、去年にも(自身が監督した)『Delivery Health (the escort)』という作品をSSFF & ASIAさんに選んでいただいたという経緯があり、これらの作品をより多くの観客の皆さんに見てもらえることが素直にうれしいです」と喜び、「2018年に撮影した『in-side-out』のパイロット版と併せて、これら2作品の立ち上げに関わってくれたみんなに、そしてもちろん、今作を完成に導いてくださったスタッフ、キャストの皆さんに心から感謝しています」とコメントを寄せている。
森山さんは、今後、挑戦したいこととして「監督としてだけではなく、パフォーマーとしてクリエーターとして、体と音と言葉の関係性については、これからも遊び深めていきたいと考えています。声をかけていただけるのであれば、また監督もやるかもしれません(笑い)」と語っている。
アクターズ・ショート・フィルムは、「SSFF & ASIA」のグランプリ受賞を目指して、森山さん、磯村勇斗さん、柄本佑さん、白石隼也さん、津田健次郎さんの5人が制作費や制作日数など同条件で、25分以内のショートフィルムを製作したプロジェクト。
WOWOWでは、5月14日午後10時から「in-side-out」をWOWOWプライムで放送。WOWOWオンデマンドでは全5作を配信中。
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