女優の大島優子さんが、吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」に出演することが10月18日、分かった。大島さんは初の大河ドラマで、「伊勢八」の名で知られた豪商・伊藤八兵衛の娘の兼子を演じる。愛希れいかさん、駒井蓮さん、呉城久美さんの大河初出演も併せて発表された。
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そのほか、泉澤祐希さん、笠松将さん、田村健太郎さん、内野謙太さん、池田朱那さん、菅野莉央さん、忍成修吾さん、岡部たかしさん、長村航希さんの出演も明かされた。
愛希さんは井上馨(福士誠治さん)の妻・武子、駒井さんは養女・末子、呉城さんは、益田孝(安井順平さん)の妻・栄子、泉澤さんは栄一(吉沢さん)の息子・篤二、池田さんは娘・琴子、笠松さんは孫・敬三を演じる。
また、田村さんは歌子の夫・穂積陳重、内野さんは琴子の夫・阪谷芳郎、岡部さんは実業家の大倉喜八郎、菅野さんは大倉の妻・徳子、忍成さんは岩崎弥太郎(中村芝翫さん)の弟・弥之助、長村さんは第一国立銀行の行員・佐々木勇之助を演じる。
大島さんは、「社会事業に尽力し、日本経済の要となった最中の渋沢栄一と深く関わり、渋沢家の発展にも一翼を担うことになる伊藤兼子を務めさせていただくこととなりました。初めての大河ドラマです。お話が来たときは、喜びと興奮で、歓声をあげました」とコメント。
「しかし、その喜びも束の間、もうゴールが見えてきているではありませんか。この作品を彩ってきたスタッフの皆様、そして出演者の皆様、携わっている全ての方の費やしてきた時間と重みを一身に受け止めて、大切にバトンを握り締めようと心に決めました。最後まで、振り落とさずに走り抜けたいと思います。応援のほど、よろしくお願いします」と話している。
「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、朝ドラ「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。
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