恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~:ギャラクシー賞月間賞受賞 「一歩間違えば不謹慎と背中合わせの挑戦」と評価

「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」の一場面=日本テレビ提供
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「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」の一場面=日本テレビ提供

 女優の杉咲花さん主演で2021年10〜12月に放送された連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖(はくじょう)ガール~」(日本テレビ系)が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門の2021年12月度月間賞を受賞したことが1月20日、明らかになった。

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 ドラマは、うおやまさんのマンガ「ヤンキー君と白杖ガール」(KADOKAWA)が原作。勝ち気だが恋に臆病な盲学校生・赤座ユキコ(杉咲さん)と、ケンカっ早いが根は純粋なヤンキー・黒川森生(杉野遥亮さん)が繰り広げるラブコメディーだ。

 放送批評懇談会は「感動路線一択と思われた視覚障害の題材を、とびきりのラブコメディーで見せた快作。一歩間違えば不謹慎と背中合わせの挑戦。良い原作のもと、脚本、演出、俳優が志を一つにし、恋をした若者の馬力と輝きを画面いっぱいに届けてくれた。弱視のヒロインの『見えない』世界を可視化した演出も物語をアシストした」と評価した。

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