WOWOW初のハリウッド共同制作ドラマシリーズ「TOKYO VICE」の特別映像が6月1日、公開された。映像では、エグゼクティブ・プロデューサーで第1話の監督を務めたマイケル・マンさんや、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014年)で「アカデミー賞」作品賞を受賞した映画プロデューサーのジョン・レッシャーさんらスタッフ陣が、東京の魅力や撮影の難しさを語っている。
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マン監督は「ロケ地の確保には多大の労力を費やした」としながらも「マンホールさえ美しい。日本の文化に魅了された」と東京の魅力を話す。
レッシャーさんは「良い作品を撮るためには、舞台の街で撮影するのが一番。(小池百合子)東京都知事とも会って説明をした」と明かす。そして、日本の映画業界については「グローバルに注目されるためには、日本も映画業界にお金をつぎ込めば違ってくる。政府が支援しているのは、世界でやっていることなんだ」と話す。
また、ハリウッドでロケーション・スーパーバイザーを務めるジャニス・ポーリーさんは「映画産業は日本に経済効果をもたらす。今作のように撮影ができれば、もっとたくさんの海外のプロダクションが日本に来るでしょう。東京には素晴らしい景色があるのだから」と振り返った。
本作は、日本の全国紙初の外国人記者として、東京のアンダーグラウンドを駆け巡ったジェイク・エーデルスタインさんの著書「トウキョウ・バイス アメリカ人記者の警察回り体験記」を基にしたフィクションドラマ。日本の大手新聞社に就職した米国人記者が、警察担当として、東京の裏社会に接しながらスキャンダルをつかむ姿を描く。アンセル・エルゴートさんが主演で、日本人キャストでは、渡辺謙さん、菊地凛子さん、伊藤英明さん、笠松将さん、山下智久さんらが出演している。
WOWOWにて、毎週日曜日午後10時から配信中。WOWOWオンデマンドでは先行して第6話まで配信している。全8話。
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