俳優の阿部サダヲさんが1月13日、主演を務める映画「シャイロックの子供たち」(本木克英監督、2023年2月17日公開)の大阪市内で行われた先行上映会の舞台あいさつに登場した。共演の上戸彩さん、本広監督も出席した。
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阿部さんは初共演の上戸さんについて、「もともとすてきな方。優しいし、おきれいだし。ご一緒してお芝居を一緒にするとなおさらすてき」と表現。イベント前に上戸さんと、関西ローカルのバラエティー番組「なるみ・岡村のすぎるTV」(ABCテレビ、月曜午後11時17分)の収録をしてきたといい、「上戸さんが岡村隆史さんと仲良くされていて、僕、岡村さんと同い年(52歳)だし、岡村さんとご飯に行ったことがあるとおっしゃっていたので、そこは燃えましたね。ちょっとライバル視しました」と冗談交じりに話した。
上戸さんは「阿部さんがいろんな役をされている姿をずっと見てきて。今回の映画も阿部さんが主演なんだと聞いた瞬間に、やらせていただきたいですって、やっとご縁が……と楽しみにしていて」といい、「思った通りの方で撮影中、ブラックジョークを交えつつ、現場を朗らかに進めてくれる大好きな役者さん。楽しかったです」と撮影を振り返った。また、「こうして(撮影から)時間がたってキャンペーンでお会いするのも楽しみにしていました。いつLINEを交換してくれるかなとドキドキしています」とアプローチしていた。
映画は、「半沢直樹」などで知られる池井戸潤さんの同名小説が原作で、映画「空飛ぶタイヤ」(2018年)の本木監督らメインスタッフが再集結した。主人公の西木雅博(阿部さん)は、東京第一銀行の長原支店で長年お客様係を担当。ある日、同支店で現金紛失事件が起こり、西木はこの事件の裏側を探る中で、ある事実にたどり着き、メガバンクを揺るがす不祥事が明らかになる。上戸さんは西木と共に現金紛失事件を探る北川愛理を演じている。
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